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海外短期筋に振らされる日本株、実需筋は様子見 http://www.asyura2.com/10/hasan67/msg/362.html
(回答先: トヨタ正念場!あの占い師断言「社長はアレを××しなさい」 投稿者 gikou89 日時 2010 年 2 月 27 日 23:04:10) http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-14020220100223 東京 23日 ロイター] 23日の東京市場は前日と一転、株安/債券高。ギリシャの財政問題に端を発したユーロ売りは簡単には収束しない、との見方が根強く、材料によって日替わりで相場が上下する展開になっている。 株式市場では日経平均が反落している。前日に大幅高となった反動で売りが先行したほか、為替が円高に傾いていることも嫌気された。最近は特定の外資系証券会社による先物売買で指数の値動きが荒くなっていることもあり、実需筋が様子見姿勢を継続している。「欧州勢のバスケット買い観測が出ているものの、先物売りに上値を圧迫されている。CTA(商品投資顧問業者)とみられる先物の大口売買が中心で、実態の伴わない相場展開だ」(大手証券エクイティ部)との声が出ている。 「ギリシャ問題が再浮上し、市場の警戒感を誘発している」(三菱UFJ証券投資情報部投資ストラテジストの山岸永幸氏)との指摘もある。南欧諸国の債務問題については過剰な反応が落ち着いた後も問題が長期化するとの懸念が出ている。著名投資家のジョージ・ソロス氏は22日付の英フィナンシャル・タイムズ(FT)紙に寄稿し「ギリシャを救済するためには一時的な支援で十分かもしれないが、スペインやイタリア、ポルトガル、アイルランドの問題は残る。それらをすべて合わせれば、ユーロ圏にとってギリシャと同じやり方で救済するには問題が大きすぎる」と述べた。 円債市場は小じっかり。一方、短期金融市場では、6カ月物の国庫短期証券の流通利回りが小幅に上昇した。 米連邦準備理事会(FRB)が公定歩合引き上げに踏み切り、ロンドン銀行間取引で昨年8月以降、日本の3カ月物金利がドルを上回っていた「逆転現象」が解消しそうな情勢になっている。市場には「円高圧力が緩和すれば、日銀による追加緩和の観測が薄らぎそう」(国内金融機関)との見方もある。日銀当座預金残高をめぐって参加者の思惑が交錯する中、参加者からは「レポ取引金利に上昇圧力がかかれば、国庫証券の取引水準は0.12―0.13%付近に切り上がる可能性がある」(短資会社)との声も聞かれた。 1月25・26日開催の日銀の金融政策決定会合では、物価の下落圧力は経済の回復ペースが緩慢なものにとどまるもとで、長期にわたって残るとの見方を共有していたことが明らかになったが、市場で追加緩和の見方が補強されることはなかった。「暗黙の時間軸効果は、市場で十分に浸透しており、中短期ゾーンの利回り低下余地は限定的ではないか」(邦銀)とみられている。 為替市場でドル/円は軟調。ユーロ/円が実需の売りや短期筋の投げに押され反落したことをきっかけに、ドル/円も上値が重くなった。米公定歩合引き上げを受けたドル/円の急伸は昨日までの2日間の下落でほぼ相殺される一方、市場ではユーロが軟調な展開をみせた 2月16日時点のIMM通貨先物でユーロ売りポジションが過去最高を更新したが、今後もユーロ安が進行するとの見方が多数派のようだ。 市場は3月16日に予定されるギリシャの財政再建進捗状況に関する中間報告に関心を寄せているが、一部の参加者の間では、早期の金融支援策発表には至らないとの見方も浮上してきた。 「3月半ばには欧州委から金融支援など具体策が打ち出されず、引き続きギリシャを厳しく監視するという程度に留まる可能性が高い」とみずほコーポレート銀行国際為替部の唐鎌大輔氏は予想する。 「市場は失望感からユーロ売りになるだろう。具体策が出るとすれば、ドイツ、フランスなどの国債利回りが上昇し、欧州大国の調達コストに上昇圧力がかかるというタイミングで、現在はまだその段階に至っていない」と同氏は指摘する。 一方、ドル/円相場と米長期金利が「正の相関」を保つなか、米公定歩合引き上げ後、初めてとなる今週の入札が注目されている。米国債10年物利回りは 3.7879/3.7841%の気配で、ニューヨーク終盤から若干低下。今週中に予定されている総額1260億ドルの大規模入札は米国債相場にとって最大の圧迫要因だ。
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