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日本の機械株を強気に、デフレ時代の最有力セクター−英ベアリング(ブルームバーグ) http://www.asyura2.com/10/hasan67/msg/352.html
日本の機械株を強気に、デフレ時代の最有力セクター−英ベアリング 2月26日 英国に本拠を置くベアリング・アセット・マネジメントは今年に入り、世界的な株式運用で日本の機械セクターに強気の姿勢で臨んでいる。先進国でデフレが進む中、投資対象として最有力セクターとの位置付けだ。 ベアリング・アセットの日本拠点であるベアリング投信投資顧問運用本部の溜学部長がこのほど、ブルームバーグとのインタビューで明らかにした。溜氏は、「先進国を中心にグローバルなデフレは長引く」との認識を示した上で、低い労働コストと大量生産の体制が整うアジア地域で収益を上げることができ、「デフレ対応力に勝る製造業が最も利益を稼ぎやすい」と強調。中でも、「グローバルデフレ対応のフロントランナーである日本の機械セクターが最も有望」と話した。 溜氏によると、グローバルに機械セクターを見た場合、日本では「省力化、無人化に貢献する高性能ロボットや自動制御装置に強みを持つ機械メーカーを多数抱える」という。地理的に需要がおう盛なアジアに近く、「輸送コストが米欧のライバル企業に比べ安く済むことも大きな利点となっており、デフレ対応力で日本の機械企業はどこにも負けない」と評価する。 「米アップルなど先進国の主要メーカーが、続々とアジアに生産拠点を移す動きに出ていることも、機械セクターの良好な収益環境を持続させる可能性を高めている」と、溜氏。工作機械受注の足元での急速な持ち直しにも、同氏は注目している。自動車や電機など設備投資を拡大させているアジアメーカーからの受注が伸び、1月の工作機械受注額は前年同月比2.9倍の551億円と、2カ月連続で増えた。 ベアリングでは、グローバルで株式を「ニュートラル(中立)」としている。世界的に株価が大底を入れた昨春には、売られ過ぎとの判断から「オーバーウエート」に引き上げたが、各国の財政支援が息切れする公算が大きくなった昨年後半に「中立」に下げ、現在に至る。 ヘルスケアと日用品も強気、金融は弱気に セクター間では、市場平均との連動性を示すベータ値が低いヘルスケアとコンシューマーステイプル(日用品)を強気にする一方、金融に対しては弱気の判断。金融については、「米国で『ボルカー・ルール』が発表されるなど、レバレッジをかけて収益を引き上げてきた従来の成長モデルが破たんした影響は大きい」と、溜氏は指摘する。 ベアリング投信マーケティング本部の木村伸二マーケティングマネジャーによると、ベアリング・アセットのグループ全体での運用総額は1月末時点で440億8000万ドル (約4兆400億円)。日本法人であるベアリング投信の運用額は約3500億円という。
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