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次の10年の花形は為替トレーダー、金持ちへも最短−Mリン http://www.asyura2.com/10/hasan67/msg/309.html
(回答先: ソロス氏が金ETFへの投資を2倍に 投稿者 gikou89 日時 2010 年 2 月 20 日 02:09:38) http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=auh.Z5hfzplc 2月16日(ブルームバーグ):わたしは時々、就職についてアドバイスを求める電子メールを読者からもらうのだが、普段はこれらに返信するのには慎重だ。 しかし時に、今年大学を卒業する人々や転職を考えている人が選ぶべきことがあまりにも明白で、指摘せずにはいられないような道が見えることがある。今がそうだ。 ヘッジファンドは問題外。プライベートエクイティ(未公開株)ファンドも避けよう。デリバティブ(金融派生商品)の世界の君たちは、難しい数学の公式をごみ箱に捨てなさい。それよりも、為替トレーダーになろう。金融市場に君臨する新しい王者は、きっと彼らだ。 国債危機、ドルの没落、新たな準備通貨の創設。これらは皆、今後の数年間、金融界での名声と富が外為市場で築かれることを示唆している。 どの10年間にも、金融市場の中で主導的な役割を果たす分野があるものだ。新しいことが次々と起こり、世界にとってひどく重要なため、若く野心的な人間が他の分野よりもはるかに容易に頭角を現すことができる−。金融の世界の一角に、そんな場所が生まれる。 1980年代にはそれがM&A(企業の合併・買収)だった。90年代にはハイテク企業を支えたベンチャーキャピタル(VC)とインターネット関連企業の新規株式公開(IPO)を助けた銀行だった。 熱い外為市場 2000年代にはヘッジファンドと、彼らに商品を供給したデリバティブトレーダーが重要な役を演じた。しかし10年代の主役は、為替トレーダーだ。外為市場の「熱さ」を示す兆候は既にある。 ドイツ銀行は先月、同行が個人投資家向けに提供する為替取引プラットホームの09年利用顧客数が前年比40%増だったことを明らかにした。一般投資家たちは、外為取引が自分たちにとって妙味のある市場分野だとはっきり気付いている。 世界の外為取引の中心であるロンドンでも、取引高の急激な伸びは明らかだ。イングランド銀行(英中央銀行)の調査によれば、1日当たりの取引高は昨年10月時点で1兆4300億ドル(約129兆円)と同年4月に比べ13%増えていた。米連邦準備制度理事会(FRB)系列の調査では、米国での外為取引は昨年10月までの半年間に28%増えて1日当たり6750億ドルに達した。すごい数字だ。ロンドンの取引高は、危機前の水準に戻ってはいないものの、近づいている。 外為取引が10年代の金融市場の主役になると考える幾つかの理由がある。 国債危機 第1が国債危機だ。各国政府は金融崩壊を防ぐために巨額の債務を背負ってしまった。これは真の解決ではなく、問題を1つの場所から他の場所に移しただけだった。今では各国の債務履行能力について疑問が生じている。市場が政府に規律回復を迫る唯一の道は、外為市場での「判決」だ。最終的に危機がどのように収束するにしても、これを導くのは外為市場の参加者たちだろう。 第2に、ドルは長期的な下落基調にある。米景気回復の強さの度合いにかかわらず、中国やブラジル、インドなど新興経済の台頭は米国の世界での主導的地位がかつてのままではあり得ないことを意味する。従って、ドルは最終的にその特別な地位を失うだろう。ここでも、この移行を導くのは為替トレーダーだ。 第3の理由は、新たな準備通貨の登場だ。ドル凋落(ちょうらく)の中で、世界は価値を保全する信頼できる器を求めるだろう。候補は幾らもある。金かもしれないし、国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR)かもしれない。新しい世界通貨でもいい。まだ誰も考え付いていないものもあるかもしれない。何が機能し何が使えないかを最終的に決めるのも為替トレーダーたちだろう。 影響大 このほか、あまりありそうもないが影響は大きいような出来事を理由に加えよう。ギリシャやポルトガルを支えるのにうんざりしたドイツがユーロを離脱する、中国が人民元を世界の基軸通貨にしようと決める。どちらもありそうなシナリオではないが、もし現実になれば市場への衝撃波は何年も続くだろう。 金融市場のある分野が主導的な役割を演じるには通常、2つの条件がある。1つは技術革新、もう1つはボラティリティ(変動性)だ。今現在、外為取引はこの2つを満たしている。 そういうわけで、もしも金融市場で働くなら、ユーロを円に替える、あるいはドルをポンドに替えるうまい方法を考えるのが最良の仕事だと思われる。金を稼ぐ最速の方法であることは確かだ。(マシュー・リン)
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