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トービン税はこれからの社会に絶対に必要な税制!消費税論議の倒錯をひっくりさねば http://www.asyura2.com/10/hasan67/msg/288.html
(回答先: ロビン・フッド税導入を、エコノミスト350人−インディペンデント(ブルームバーグ) 投稿者 そのまんま西 日時 2010 年 2 月 16 日 00:11:03)
金で金を稼ごうとする人々がいることが、この世の中をおかしくしている元凶だと思います。 これからの税収源として、日本では消費税が論議されようとしていますが、この消費税(付加価値税)とトービン税を比較してみれば、同じ税とは言っても、その果たす役割や目指される社会の有様が180度異なることがわかります。 付加価値、すなわち、この世の中を成り立たせる根幹にある「労働する」ということに対して、一定率の税をかけようとする仕組みと、世の中の有様をゆがめている金で金を儲けるという仕組みに対して、一定率の税をかけようとする仕組み、このように言い換えてみれば、二つの税制の持つ意味や果たす役割は明らかでしょう。 人間はみなほぼ同一の生物学的な存在でありながら、これほどまでに社会的な立場の上で相違してしまっている元凶は、お金の力ゆえなのです。だから、そのお金の力という魔物を封じ込め、世の中の根幹にある労働の次元にしっかりと光を当てる社会の仕組みにしてゆかなければならないのであり、そのためには、このトービン税を駆使して金の魔性を押さえ込みながら、その税収をつかって、人々が労働から排除されてゆく仕組みを逆転させ、労働の成果としての世の中を作ってゆける仕組みを作り上げなければならないのです。 今後の世界規模での恐慌からの出口戦略が、消費税(付加価値税)に行き着くか、トービン税に行き着くかは、これからの世界がハイパー金融資本主義社会にゆきつくか、金融資本主義を乗り越えられるかの分かれ道だと思います。
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