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短期市場:レポ金利は1週間ぶり低水準、積み最終や年金払い通過で(ブルームバーグ) http://www.asyura2.com/10/hasan67/msg/275.html
短期市場:レポ金利は1週間ぶり低水準、積み最終や年金払い通過で 2月15日 短期金融市場ではレポ(現金担保付債券貸借)金利が低下した。準備預金の積み最終日や年金払い日を通過したことで、銀行が資金運用に前向きな姿勢に転じている。国庫短期証券(TB)3カ月物入札でも0.12%割れの落札が続く可能性が出てきた。 15日の東京レポレートは、準備預金の新しい積み期間に入る16日受け渡しの翌日物(トムネクスト物)が1.4ベーシスポイント(bp)低下の0.116%、17日受け渡しの翌日物(スポットネクスト物)は0.7bp低下の0.118%と、それぞれ約1週間ぶりの低い水準になった。 午前の国債買い現先オペ8000億円(17日−24日)は案分・平均落札金利が前週末より1bp低い0.11%に小幅低下。応札倍率は3.84倍と4日以来の低い水準になり、足元の資金調達圧力が和らいでいる。 国内証券のTBディーラーによると、レポは0.12%の資金運用が増えており、市場の資金循環が改善し始めたという。今後は日銀の金融調節次第としながらも、0.11−0.12%の展開を予想している。 5日の国債発行日から続いていたレポ金利の上昇が一服した。資金供給を縮小していた日銀も、この日の当座預金を16.9兆円と1月4日以来の水準まで拡大。準備預金(除くゆうちょ銀行)も11.4兆円まで増やし、一部の金融機関に資金が偏る「偏在リスク」に備えた。 レポ動向とTB入札 今回の金利上昇局面を経て、レポが実質的な下限0.105%付近で低位安定していた1月下旬から2月初旬の相場に戻るかは不透明との見方が強まった。金利が下限に張り付くと銀行の資金運用意欲が減退し、市場取引が減少するリスクもあるためだ。供給オペに対する証券会社の依存度が高まり過ぎることも日銀は警戒しているという。 もっとも、巨額のTBが毎週発行される短期金融市場で、証券会社は日銀の資金供給に依存せざるを得ない面もある。市場関係者によると、在庫として積み上がるTBの資金手当ての手段として、レポ市場から共通担保オペにシフトしている金融機関もあると指摘された。 午後の本店共通担保オペ8000億円(2月16日―3月1日)には、通知額の5倍を超える4兆3175億円の応札が集まった。応札倍率は5.40倍と前回(5.15倍)を上回った。最低落札金利は横ばいの0.11%、平均落札金利は0.111%だった。 国内証券のディーラーは、日銀の潤沢な資金供給に対する期待を背景に、17日のTB3カ月物入札も投資家の買いたい水準0.12%台を下回る0.118%付近で決まるディーラー主導の展開を予想している。 TB3カ月物の落札利回りは1月20日以降、0.12%を下回っており、一時0.11%付近まで低下した。しかし、利回り低下で投資家への販売が進まず、証券会社の在庫が膨らんでいるとの指摘もある。16日は1年物の入札も実施されるが、今月は6カ月物入札の販売も低調だった。
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