投稿者 新世紀人 日時 2010 年 2 月 04 日 13:52:36: uj2zhYZWUUp16
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【相場英雄 マネーの深層】
オバマ大統領の暴走?米金融規制強化案の危うさ 2010年1月29日 掲載
オバマ米大統領が発表した大手金融機関への規制強化策が金融市場に波紋を広げている。大統領は先に、同国大手企業に注入した公的資金の損失を穴埋めするため、大手銀行から「危機責任税」を徴収する方針を示したほか、銀行によるヘッジファンドの保有・出資禁止を柱にした規制強化策を発表。「米国では銀行窓口で(銀行幹部の)高額給与への不満をぶちまける顧客が多い」(金融筋)とされ、日本で考える以上に大統領が世論を強く意識している。が、「支持率回復のため、やみくもに銀行叩きに走っている」(米系運用会社)との警戒感が市場関係者の間で強まっているのだ。
「責任税」「ファンド投資禁止」の両施策は、「金融機関の機能が完全に回復していないタイミングで、市場からカネを吸い上げる実質的な『金融引き締め』につながる」(エコノミスト)との側面があるためだ。米FRBは景気回復に向けゼロ金利政策を維持している。一方、一連の規制強化策が議会で成立すれば、税支払いに備え銀行が貸し渋りに走ることが想定されるほか、「規制強化でヘッジファンドから一斉に融資を引き揚げる公算が大」(先の運用会社)。つまり、市場にダブついていた資金が急激に減ってしまう現象が起こり得るのだ。
現在、ヘッジファンドなどの投機筋は低利で調達したドルと銀行融資を元手に、日本株など世界各地の金融資産で運用を続けている。規制強化策が実行されれば、投機筋は種銭を失う。つまり、世界に散らばった投資マネーが一気に逆流・収縮する事態が起こり得るのだ。米銀の野放図な給与改革は急務だが、「人気取り政策の行き過ぎも危険」(先の運用会社)。大統領の暴走は止まるのか、注視が必要だ。
▽あいば・ひでお 67年生まれ。元時事通信社記者。「デフォルト」(角川文庫)でデビュー。最新作は「みちのく麺食い記者・宮沢賢一郎〜奥津軽編・完黙〜」(小学館文庫)。
(新世紀人コメント)
暴走!? 金融資本の暴走が問題なのであって、それをやったのはオバマ政権自身なのであって、マッチ・ポンプの有様であり”舵を失った原子力大空母”のごときUSAの迷走はますます激しくなるという事だろう。
日本国民としてはその有様を見守る他ありませんな。
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