http://blog.livedoor.jp/usretail/archives/51391364.html

■商務省は29日、2009年第４四半期（10月〜12月期）の国内総生産（ＧＤＰ）速報値が、前期比年率換算で、 5.7％増加したと発表した。４四半期という戦後最長の景気後退を脱し、2.2％のプラスとなった第３四半期から回復ペースは加速した。第４四半期ＧＤＰは市場予想（4.6％）を上回り、2003年第３四半期の（6.9％増加）以来、約６年ぶりの高い伸び率となった。

　内訳では、７割を占める個人消費は2.0％増と、第３四半期（2.8％増）からやや鈍化したもののプラスを維持した。また、5.7％の高い伸び率を支えたのは、企業の在庫削減ペースの鈍化が大きな要因となっている。2009年通年のＧＤＰはマイナス2.4％となり、1991年以来18年ぶりのマイナス成長となった。減少率は第２次世界大戦直後の1946年（10.9％減）以来の大きさとなった。

⇒ こんにちは！アメリカン流通コンサルタントの後藤文俊です。国内総生産（ＧＤＰ）の速報値が5.7％と驚くべき数字がでました。ＧＤＰの約７割を占める個人消費が、前期比年率で2.0％増となり２期連続のプラスということは安心材料です。それでも失業率が改善されていない状況下で、国内総生産が予想を超える結果となったといわれても国民の不満は鬱積するばかりです。最近、大手電話会社のベライゾンが26日、第４四半期決算の赤字発表と伴い、1.3万人の追加人員削減を明かしています。当ブログでもサムズクラブの1.1万人、ホームデポの1,000人などのレイオフを伝えました。５店舗を閉鎖すると発表したメーシーズも、1,500人に及ぶ店舗スタッフのリストラを３月に行う予定と報じられています。
　私的な意味もありますが、大成功した低燃費車の購入支援制度『ポンコツ車を現金交換（キャッシュ・フォー・クランカー：Cash for Clunkers）』に代わる「家電製品」の購入支援策を早いとこ行ってもらいたいと思っています。
　

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