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鳩山兄弟の蹉跌 鳩山由紀夫、邦夫の兄弟は、今、危機を迎えている。傀儡政治家として中心メンバーを占めてきたのだが、幾つかの失敗と予想外の抵抗のせいで、自分たちの役割が果たせなくなってきたからだ。民主党内やその他の政党の政治家、さまざまな分野の官僚たち、そして、言論人たちがさまざま仕組みに気が付きだして、これ以上日本からアメリカへ利益を移し替えることが難しくなってきている。 一つには日本の財政危機が既にもうどうしようもないところまで来ていて、これ以上国債や地方債の発行をすることが難しくなってきていることだ。以前なら、さまざまな政策のつけを国債の発行で尻拭いさせることが出来た。今それができなくなりつつあり、政策そのものの出来が問われだしたのだ。 更に大きな問題は3月11日の東日本大震災とそれに伴う福島第一原発事故だった。特に、福島第一原発事故は原発は安全だと言う神話を見事に打ち砕いた。まさに、忌野清志郎の次の歌のように、多くの人が原発安全神話のウソに気が付いたのだ。 放射能はいらねえ、牛乳を飲みてぇ しかし、それも当然なのだ。きれいごとを言いながらその裏でアメリカの軍産複合体の利益を確保するには、未来の世代を犠牲にするか、または、現代の人々を階層化して下の階層の人々を犠牲にしていくしかなかった。そのためには公務員を厚遇して、彼らに一般市民や未来世代から利益の吸出しをさせる必要があった。 ところが「国民の生活が第一」というスローガンを掲げる政治家が出てきてしまった。国民はほぼ一般市民という意味であり、以前の控除という富める者のための税制優遇措置をやめて給付という貧しいものむけの政策を始めてしまったのだ。 「貧しいものを優遇してどうするのだ。富んでいるものこそ優遇しなければ、社会はよくなっていかないぞ」そうさんざん言ってきたがあまり賛成してもらえなかった。「社会がよくはなっていません。富が単に偏って一部のものが不当に儲けているだけです」と言い返されるのだ。更に、「このままでは官僚の生活までもが破壊されてしまいます。自然を相手にウソをついても無駄です。ちゃんと対策を打たないと全員が破滅してしまいます」とさえ言うものが現れだしている。 「311の地震は米軍の地震兵器が起こしたものだ。自分たちの神はちゃんと自分たちのことを見てくれていて、今の困難さは、神が我々兄弟を試しているのだ」と自分に言い聞かせる毎日を送っているが、人工の神が自然の神に勝ることはあり得ないということを理解していない。 鳩山由紀夫、邦夫兄弟の失敗、それは、結局欧米の強欲資本主義の失敗でもあるのだが、自然という神をあまりに見くびったことにある。ほとんど地震が起きないとされるフランスでさえ現実にはマグニチュード6を超える地震が起きているし、今後もっと大きな地震が起こる可能性はあるのだ。 *6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<652>>
何言ってんだー、税金(かね)かえせ
目を覚ましな
たくみな言葉で一般庶民を
だまそうとしても
ほんの少しバレてる、その黒い腹
鳩山由紀夫、邦夫の兄弟はかなりの見返りを得ている。だから、本当はもう他の傀儡政治家に道を譲って引退したかったのだ。ところが、そういった後輩政治家の多くが大根役者で期待通りの役目を果たせていない。予定通りいかない政治の動きを見て、いろいろと動いてみるのだがなかなか結果が出ない。
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