http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/744.html
Tweet |
@ ケム・トレイルのような飛行機雲の発生の事実
雲ひとつなく風もない晴れ渡った青空に、航空機が一機飛行して2本の飛行機雲が発生した。しばらくすると二筋の飛行機雲が広い川のような広がりを見せ、さらに大河となって、1時間もしないうちに空一面が雲に覆われてしまった(それは例えて言うと、青空が雲に伝染して次々に曇り空に変換されてゆくような状況であった)。
その雲の発生状況を考えると、人工降雨の薬剤を散布したりして出来るような雲ではないし、雲が風に流されているわけでもない。
A 飛行機雲ができるメカニズム
通常の飛行機雲の発生は、航空機の排気ガス中の水蒸気が高度空中の低温下で凝結して雲が発生する場合と、航空機の翼や本体による大気の撹乱のために気圧が急激に低下し温度が低下して水蒸気の凝結により雲が発生する場合が考えられるだろう。
特異なケース・『過冷却による場合』
特異な現象としては『過冷却』によるもので、0℃以下の環境にあっても飽和水蒸気量を超えた水蒸気が雲を形成することなく透明な状態で空中に存在しているが、航空機の通過によりバランスが崩れて一気に雲が形成される場合があるだろう。
得意なケース・『過飽和による場合』
通常では飽和状態で雲が発生するのだが、飽和状態でも雲が発生しない『過飽和』の状態になる場合があり、非常に不安定な状態を保っているために、航空機の通過により安定が崩れると一気に水蒸気が凝縮して雲が形成される場合があるだろう。
B 近年に多発する異常な集中豪雨
日本に限らず世界中で集中豪雨が多発している。(一般論として)、通常の降雨に比べて雨量が多いのは空中に滞留する水蒸気量が多いからであろう。
(水蒸気には飽和水蒸気量があって、空気中に含まれる水蒸気には限度があり、限度を超えた場合には凝結して雲を発生させ降雨となって地上に落下するはずである。
ここで飽和水蒸気量は温度上昇に伴って含まれる水蒸気量が増大する関係がある。地表温度や大気温度が上昇すれば、水分の蒸発量は増加し、大気中の水蒸気量も増加する)。
C 『過冷却・過飽和』と『ケム・トレイル』と『地球大気の変質』との関連性
集中豪雨は一時に大量の雨を降らすわけであるから、大気中に含まれる水蒸気量が格段に多いことになる。水蒸気量が増えるためには気温の上昇は当然ながら、過冷却と過飽和が関係していると想像する。
我々は航空機の通過による雲の発生を見て、直ぐに、『ケム・トレイル』だと言っているが、上空の大気中の水蒸気が過冷却と過飽和の状態にあり透明な大気の状態にあるのなら、航空機の通過によって透明状態の不安定なバランスが一気に崩れて水蒸気が液滴となって雲を発生させ、それを『ケム・トレイル』と誤認することも大いに有り得ることだと思う。
雲の異常をとらえて、陰謀論者は『ケム・トレイル』を謳い上げるだろうが、むしろ地球環境が激変しているために、様々な要因が重なって、そのような状態が発生していると考えるほうが正しいのではないだろうか。今地球が変質していることは誰の目にも明らかであろう。
投稿者がコメント機能をカットして投稿したためコメントできません。
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常
|動画・ツイッター等
|htmltag可(熟練者向)
(タグCheck
|タグに'だけを使っている場合のcheck
|checkしない)(各説明)
(←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)
↓パスワード(ペンネームに必須)
(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
重複コメントは全部削除と投稿禁止設定
ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定
削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト