�@　地球は太陽系の機軸となる最重要拠点の星である
　神示に『経と緯の仕組』がある。意味は多数あるが、その一つには縦方向と横方向との意味もある。それは13階建のビルに例えれば、1階が地球に当たりそのビルの玄関であり外部との交渉窓口になり機軸であり、人体に例えれば手足にも相当する。13階はトップが君臨する司令部であり頭部に相当するだろう。2階から12階までは内臓機関の各部署と位置付ければよいであろう。
　経とは上下方向でありエレベーターにも相当し、緯とは各フロアであり連絡通路でもあるだろう。即ち１階から１3階までが全て繋がって、深層海流にもなり表層海流ともなり大循環しているのである。したがって最下層に位置する地球は基礎ともなり転換点ともなる最重要拠点であるのだ。

�A　地球の持つ役割とは
　『月満つれば則ち虧く』であり『水淀んで即ち腐る』でもあるのだ。これを人類の歴史で振り返れば、古代ローマ帝国は世界制覇の発展途上においては活気凛々としていたが、世界制覇を成し遂げた後は内部に腐臭が漂い自己崩壊した。
　また日本史においても、幕末期に起こった草莽崛起・青雲之志は大正デモクラシーで腐敗し敗戦で消滅した。また敗戦後の焼け跡の復興でも草莽崛起・青雲之志が現れたが日本バブルで腐敗し今は消滅期を迎えている。

　即ち、人間は安住を求めて努力する生き物だが、一旦安定すると忽ちその永続性を求めて利権構造が築かれ不正が行われ、それを死守して終には腐敗するのが世の常であり、神々の世界でも人間世界と同様に不正や滞留の罠に嵌った苦い過去の歴史があったのだ。
　
　だからこそ全ての神々はその地位境遇に安穏とすることなく、1万3千年周期で交替化し、物質化の極限・本能の極致として地球を構築し、その地球で進化のための果てしない精神的トレーニングを繰り返しているのである。

�B　人は満ち満ちて、成り成りて
　古代の人口はキリストのころに1億とか2億といっていたが現在は70億に満ち溢れた。この魂は何処から来るのかといえば、分け御魂でもあり他のあらゆる惑星からの転生でもあり、２０１２年から始まる物質化の最後の極限を体験観察しようとの思いで希望し又命ぜられて地球来たものたちである。

�C　『三千世界一度に開く梅の花』
　今現在の太陽系は、太陽を含む全惑星が終了を迎えて新しい太陽系が構築されるのである。そして卒業出来る者、やり直しを命ぜられる者、悲喜こもごもの人間ドラマが世界中で展開されることになる。

　その意味において、今の日本人の大部分は卒業出来ずに処分されるだろう。
　（もしも貴方が卒業試験の判定者なら、今の日本人の動向を見て卒業証書を渡したいと思うだろうか。格別の温情を以って処分するとしても、もう一回のやり直しを命ずることであろう）。 　

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