�@　隠された半霊半物質の謎
　ひふみ神示のいたるところに「半霊半物質」の文言が出てくるが、これはアセンションの一形態といえるだろう。つまり我々が半霊半物質状態になって次の世界に旅立つという門出の姿なのである。これは同時に今の物質の世界が崩壊するという謎でもあるのだ。
　
　だがここで、ひふみ信者の全員が半霊半物質状態になって目出度く旅立ちを迎えられるわけではないことを知っておくべきであろう。その理由は「因縁の身魂」でなければならないという条件があり、因縁の身魂の条件には2つあって「魂の因縁」と「血の因縁」があるのだ。
　（その意味において、因縁の身魂でない者は今の物質状態を保持したまま此処に残る）。

　　「魂の因縁」とは
　それはイスラエルの民、つまり正統な神の子孫の魂でなければならない。
　　「血の因縁」とは
　それはユダヤの民、つまり正統な神の子孫の血縁でなければならない。

　ここでイスラエルとユダヤの違いについては、イスラエルとは精神性を表す言葉であり、言霊的にイスラエルとは「出・主（す）」であり「出す」であり、神の顕現を表し、また始まりを表しているのである。
　また、ユダヤとは物質性を表す言葉であり、ユダヤの言霊は「結・つ」であり、物質化や結実化を表し、また終わりを表しているのである。
　（古代日本語は、ユはイと、ヤとラ、サ行とタ行は相互変換性があり、「たちつてと」は活用変化するから、「イスラ」と「ユダヤ」は同じ言葉に置き換えることも可能なのである）。

　それはまた、「わたしは、最初の者であり、最後の者である。初めであり、終わりである」。

　そしてまた、「半霊半物質」とは、「半イスラエル半ユダヤ」の意味でもあるのだ。

�A　半霊半物質になるのは「神の子のイスラエルの14万4千人」に限られる
　それはヨハネの黙示録の第7章に記された、正統な神の子孫の中の14万4千人しか半霊半物質状態となってアセンション出来ないということである。

　　正統な神の子孫の行方
　正統な神の子孫の多くは日本始め東アジアに分散するそうだが、アフリカや中東やヨーロッパにも別れ、北米大陸に渡ったり、少ないが南米に渡る者もあり、全世界に分散しているようである。

�B　肉体的にユダヤ、精神的にイスラエルでなければならない
　血統的にはユダヤでなければならないが、物欲・金欲・肉欲などに支配される「精神的ユダヤ」は神にはなれなくて、清廉潔白な精神性を示す「イスラエル」でなければならない。つまり『（欲望の塊の）金持ちが、天国の門をくぐるのは駱駝が針の穴を通るより難しい』と言われるように、今の日本人にとっては限りなく狭き門となるかもしれない。

　また、日本人の1億3千万人に比較すると1千人に1人の割合しかならず、さらに世界に分散する正統な神の子孫をも考慮すると、アセンション出来るのは日本人の2千人に1人かも知れず、大多数の日本人は神の審判を受けなければならないという意味である。
　

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