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世界の神話には過去に何回も世界の終わりがあったことを示している。今回も間もなく歴史の終わりが来るものと覚悟して、一日一日を神に感謝して生きていくべきであろう。
(今回の終了も大洪水であり、少なくとも日本列島の大部分は海没するそうである)。
ホピ族の神話
@ 第1の世界 無限の宇宙から世界が創られ人間が創られた。人間が自然を破壊し生き物たちを殺し人間同士で殺し合いを始めたので、火山噴火で世界を滅亡させた。
A 第2の世界 生き残った人間や生き物が満ち溢れたが、人間には貧富の差が発生して戦争が頻発したので、ポールシフトを起こして世界を氷付けにして滅ぼされた。
B 第3の世界 生き残った人間たちは有り余る富を求めた殺し合いと神を忘れて快楽に溺れたために、大洪水で滅ぼされた。
C 第4の世界 大洪水を生き残った人間は現代へと続く。
アヴェスター教典(ゾロアスター教)
@ 第1の時代 初めに無限の光の神と闇の神の2つの神があった。光の神は宇宙を創り世界を創り人間を創ったが闇の神は隠れているだけだった。人間は純粋で罪もなかった。
A 第2の時代 世界は神霊的な世界から物質の世界に移行した。闇の神は光の神に戦いを挑んだが毎回勝てずに闇の淵に沈んでしまった。
B 第3の時代 闇の神は悪魔を引き連れて光の神に戦いを挑んで互角の勝負になった。このため人間の心の中は善と悪の両面が支配することになった。
C 第4の時代 闇の神は勝利の上に勝利を重ねて現代の至るが、やがて終わりが来る。
ギリシア神話
@ 黄金の時代 カオス(混沌)から宇宙が生まれて神々が生まれて人間が生まれた。クロノスとレアが世界を支配して、人間は神々を敬い幸せに生きて安らかに死んでいった。
A 銀の時代 クロノスからゼウスが支配権を奪い、人間は神を敬わずに傲慢になり、神々は人間に嫌気がさして天上に帰ったので、ゼウスは怒って人間を土に埋めて滅ぼした。
B 青銅の時代 人間は盗み騙し殺し合いを続けたので、ゼウスは怒って再び人間を洪水で滅ぼした。
C 鉄の時代 人間は益々嫉妬深く強欲になり凶暴になり現代に続く。
マヤの予言
@第1の時代は洪水で滅んだ。A第2の時代は暴風雨で滅んだ。B第3の時代は火で滅んだ。C第4の時代は飢餓で滅んだ。D現在は最後の第5の時代に当たるが、これで終わる。
日本の神話(★ただし古事記による勝手な推測)
@ 第1の時代 天御中主神の時代。天地を創造した天御中主神から始まる五柱の別天津神と、国之常立神から始まる神世七代。世が乱れたので最後は泥の海に戻した。
A 第2の時代 伊邪那岐と伊邪那美の時代。神世七代の最後の伊邪那岐・伊邪那美が夫婦二神で泥の海から日本列島や多くの神を産んだ。しかし黄泉比良坂の戦いで伊邪那岐と伊邪那美が激突して伊邪那美側の神々を滅ぼして一つの時代が終わった。
B 第3の時代 天照大神・素戔嗚尊の時代。黄泉比良坂の後に伊邪那岐が天照・素戔嗚らを産んで天照の時代に入った。天照の岩戸隠れと素戔嗚の追放で神の時代が終わった。
C 第4の時代 天孫降臨以降の時代。天照大神の岩戸隠れ以降は天孫降臨のウガヤフキアエズ王朝・神武天皇を経て人間の時代に入り、現代に続く。
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