http://www.asyura2.com/10/bd59/msg/614.html
Tweet |
@ 人間の成り立ちについて考えてみたのだが、諸説あって、神に似せて作られたものとか、神の分け御霊(みたま)とか色々な説があるようだ。そこで、人間と神との関わりについて考察してみたのだ。
A 世界の神話に見る人間の成り立ち
@ 神に似せて作られた説
旧約聖書やギリシア神話などでは、人間は神に似せて作られたとあるようだ。
(つまり、この説では、人間と神は全然違うものだと言うことになる)。
A 神と人間との交接説
アヌンナキ神話では、神々が作った最初の人間から次々に生まれた人間の娘たちと天上を支配するアヌンナキの神々が交接して、次々に神(アヌンナキ)の血の混じった人間が広まっていったとあるようだ。
(つまり、この説では、最初の人間はアヌンナキと猿の遺伝子操作だったのだが、時代が下ると、神々の血を直接受け継いだ人間が地上を支配するようになったと言うことになる。また、ギリシア神話では、ヘラクレスはゼウスと人間の娘アルクメネの子で半神半人とされる)。
B 神が人間として顕現した説
日本の記紀神話では、神と人間との区別については触れられていないようだ。ただし、記紀神話には省かれた部分があると言われるから真実の神話は分からない。
(つまり、この説では、人間も神も全く同じものであり、物質化して顕現したものが人間であり、非物質化したものが神という考え方に思える。別の表現では、人間は神の分霊であり、分け御霊でもあることになる)。
C 神も人間も一つの現われ説
仏教では、有名な般若心経では「空」の世界観があるし、また多くの仏典によれば「万物には仏性が宿る」とも言われており、「有神論」の世界観とは趣を異にしているようだ。
(つまり、この説では、神とか人間の別とかではなく、神も人間も一つの現われに過ぎなくて、別段それほど気にすることではないと言うことのようだ)。
B 神とは何なのだろうか
神とは、人間を超越した存在であって、人間には理解できない存在のようだ。古代人にとって、それは恐るべき存在であり、畏れるべき存在でもあっただろう。しかし、科学知識を十分に身に付けた現代人にとっては、神とは知的生命体のことだとでも表現すべきものだろう。
C 思うに、日本人は神の魂を持つ世界唯一の民族であり、欧米人などは神の魂を持たない民族なのかも知れない。
(それは、欧米人は神を自分の外に求めて、神と対峙する、あるいは神との契約をするというような概念にも表れており、対する日本人は神を自分の内に頂き、神と対峙することも無く、また神と契約することも無く、神を自然に受け入れ同化させているようにも思えるのだ)。
また思うに、日本人も欧米人も同じ外観を有する人間であるから、外見からでは判別しようが無いのだが、魂を精査する機械にでも掛ければ、(それこそ最後の審判にでも掛ければ)、一瞬にして分別されるのではないだろうか。
(神を忘れた日本人、神から遠ざかっていく日本人が行く先は、何処にあるのだろうか)。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > Ψ空耳の丘Ψ59掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。