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@ あるオカルト・ファンが、「ごく近未来に、電流が逆流するかも知れない」と発した。(ただし、彼は宇宙から飛来する怪電波を敏感にキャッチし、また自らも大量の電波を放出する類の人種なので、あまり信用のおけない人物である)。
しかし、面白いネタなので、電流が逆流することなど有り得るのかを考えてみた。
A 電流とは何か
@ 電気はどちらに流れるのか?
電気はプラスからマイナスに流れる。電流はプラスからマイナスに流れる。電流はプラスからマイナスに流れるが、電子はマイナスからプラスに流れる。(全て間違いではない)。
つまり、電気・電流はプラスからマイナスに流れるのだが、電子の移動はマイナスからプラスに流れる(移動する)という、分かるような分からないような関係があるのだ。
A なぜ電子はマイナスからプラスに移動するのか
厳密には電子は流れるのではなくて、自由電子が次々に連鎖的に移動する、つまり伝言ゲームのように電子がマイナスの電荷を伝えてているだけだと言われるそうだ。
だが、ここでの疑問はそういうことではなく、なぜ電子がマイナスからプラスに移動するのかということだ。(学説はもっともらしい理屈を付けているが、電子の流れを発見したから納得できそうな理由を付けているに過ぎないのだ。もしも、電子がプラスからマイナスに流れるようになったら、「世の中が変わった」と言って、同じように理屈を付けて説明することであろう)。
B さらに私が言いたいのは、なぜ電子は移動するのかと言うことだ。
(実は、科学は電子が移動することを発見しただけであって、電子が移動する真実の意味や理由は誰も知らないし解明もしていないのだ)。
B 電流が逆流する世界観
話は変わって、電流が逆流するとどのような影響があるのかを想像してみた。我々の日常で使う電力は交流なので基本的に関係ないはずなのだが、半導体、たとえば(一方通行の役目をしたり、交流を直流に整流したりする)ダイオードは電流を流せなくなる可能性が高いだろう。その意味でコンピューターは基本的にアウトだろう。また今の発電システムや送電システムはハイテク化されているので、電流が逆流するとアウトになる可能性が高いだろう。
C 電流が逆流する原因
第一番に思いつくのは太陽電磁波の大変動の可能性なのだが、それよりも太陽系が未知の領域に突入して、あらゆるものが反転する可能性のほうが大きいかも知れない。(ただし、未知の領域などが存在するものだろうかという疑問も生じてくる)。
ところで、フォトンベルトの陰謀論やプラズマフィラメントの陰謀論は、最近は下火になったとはいえ未だ完全に鎮火したわけではない。フォトンベルトやプラズマフィラメントの領域に入る前段階として、電流の逆流が開始される可能性が全く無いとは言い切れないのだ。
(ただし、フォトンベルトやプラズマフィラメントの陰謀論はオカルト・ファンの永遠のファンタジーのようなものだから、一笑に付すべきものといえるのだが)。
あるいは、地球磁場が大転換・大変動して、磁力線が逆向きになるためとか、接地・アースから電流が逆流するためかも知れないが、理解できない世界観だと言わなければならない。
(あるオカルト・ファンの言によれば、それは2013年頃?から始まるそうだから、あと数年先の話だ。ホントかウソか、是非とも見届けてみたいものだ)。
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