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@ 陰謀論といえば忘れてならないのはハープの陰謀論だ。これほど人々を魅了させるものも少ないであろう。だが学者の中には首をかしげる人も少なくないという。考えれば考えるほど分からなくなるのだが、そこで素朴な疑問を提示してみたいと思うのだ。
A 電波が大深度地下に届く謎
一般に電波とは、電気エネルギーに固有の振動を与えて空中に伝播する電気エネルギーのはずだ。電気なのだから水中には伝わらず、水分を複雑に含む地中の大深度にも伝わらず、せいぜい地表から数メートルか数十メートルしか伝わらないはずだ。ところが地震の深度は10キロメートルとか数十キロメートルとかの大深度が震源になっているが、どうすれば電波が地中深く伝播されるというのだろうか。その点がよく分からない。
B ハープのための巨大電力の供給源の謎
地震のエネルギーとは想像を絶するほど巨大なものであって、仮計算してみたのだが、
阪神大震災のエネルギーはマグニチュード7.2とか7.3であって、諸説あるが4000〜5000兆ジュール(4兆キロワット〜5兆キロワット)くらいで、一基百万キロワットの原発の約400万基〜500万基分くらいの瞬間エネルギーになる?。
広島原爆のエネルギーは、諸説あるが62兆7600億ジュール(627億6千万キロワット)くらいで、一基百万キロワットの原発の6万2760基に相当する瞬間エネルギーを消費した?。
★(計算式)
1ジュールは1ワットの仕事率を1秒間行ったときの仕事量。
TNT換算で1トンは4.184×10の9乗ジュール(41億8400万ジュール)。
広島原爆はTNT換算で約15〜20キロトンで、仮に15キロトンは(TNT換算で1トンが4.184×10の9乗ジュールの41億8400万ジュールで、その1万5千倍の)62兆7600億ジュール?。
阪神大震災はマグニチュード7.2とか7.3だというから4000〜5000兆ジュールくらい。
(阪神大震災を4000〜5000兆ジュールとすると、広島原爆の62兆7600億ジュールの63〜79倍に相当するから一基百万キロワットの原発の約400万基〜500万基くらいになる?)。
★★ ただし、地震は瞬間エネルギーであり、電力は時間エネルギーであるから、比較できるものでも換算できるものでもないから、計算するのはナンセンスなのだが、いかに地震エネルギーが巨大なものかは想像がつくであろうと思う。
ハープで人工地震を起こそうとすれば世界中の電力を集めても全然足りないであろう。ちなみに2007年の1年間のアメリカの電力消費量は4兆1千億キロワットアワー(2008年の1年間の1人当たりでは1万4千キロワットアワー)、日本では1兆1千億キロワットアワー(2008年の1人当たりでは8千キロワットアワー)だったという。(日本全体での総発電能力は1時間当たり2.2億kW前後だそうだ。(1日で52.8億kW、1年で1兆9272億kWになるのだ)。
C ハープで電離層を破壊して宇宙線を取り込めるのかという謎
一説では、ハープで電離層を破壊して特異な宇宙線を照射させて、人工地震を発生させる説もあるそうだ。だが、電離層の厚さは500キロとか700キロとかの厚さがあるそうだし、電離層は流動性に満ちたイオン化した気体の層だから、電離層を破壊すればするほど周囲からいくらでもイオン化した流動性気体が流入してきて、それこそ地球のイオン・オゾンを全部破壊しなければならなくなるだろう。本当にそんなことが可能なのだろうか。
また、電離層に変動が生じると短波などの無線やラジオ放送に支障が出て、世界中の人に直ぐに気づかれてしまうだろうが、隠密裏に出来るものなのか。
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