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@ 世の中には変わった人がいるもので、幽霊の見える霊能者とか、壁に向かって話しかける人がいるそうだ。
テレビの番組で霊能者が「ほら、あそこに幽霊が立ってこちらを見ているでしょ」と語りかける。そしてテレビカメラが柳の木を映し出すのだが何も見えない。
あるいは、部屋の壁に向かって子供が何やらブツブツと語りかけているのを親が見つけて「何を独り言を言っているのか」と尋ねると、「この人と会話をしている」と答えて、親がノイローゼになったとかの話もあるようだ。
では、本当に彼らは何かを見ているのだろうか。それともウソをついているのだろうか。
A 人間の「見る」という行為をメカニズムで考えてみると、物体が見える現象というのは、太陽光線が物体に照射されると反射された光線が情報となって視神経を通じて脳のスクリーンに映像化されるらしい。
(だが、脳にはスクリーンなど無いし、視覚野とか第一次視覚野とか呼ばれる領域も漠然とした仮説の域を脱していない)。
また、人間は夢を見ると、それが脳内で映像化されるのだが、この場合には目の視神経は働いていない。しかし視覚野が活発に活動しているという報告もあるそうだ。
(つまり、目を閉じていて何も見えないのに、視覚野は映像を映しているということは一体どのように説明が出来るというのだろうか)。
B また、視覚の問題については薬物による一時的な幻覚現象が報告される。例えば、ベットに寝て目を開けていると、天井から水とか虫とかが落ちてくる幻覚が現れるが、部屋を飛び出して外に出ると正常な光景が見えるという事例だ。この場合に彼らは薬物を服用するまでは正常人であり、決して精神異常者ではなかったし、中毒症状が治まると再び幻覚を見ることは無くなった。
では、この一時的な幻覚をどのように理解すればよいのだろうか。彼らは実際に目で天井を見ているから光線の情報を取り入れているが、水とか虫とかは光線情報ではないのだ。ではなぜ存在しないものが脳内スクリーンに映像として映し出されるのだろうか。
C 仮説に過ぎないが、脳が複数の情報をスクリーンに映し出すのではないだろうか。つまり光線の情報も映し出すが、夢の情報も映し出し、幻覚による情報も映し出すということだ。例えればコンピューターグラフィック技術で画像を合成するように、2系統からくる「□」と「+」の情報を合成すると「田」になるようなものではないだろうか。
ここで私が言いたいのは、我々は目で見えるものだけが真実だと錯覚しているが、目で見えるものは一つの電気的な情報に過ぎないのであって、別の場所から(電気的な情報なのかは別にして)脳に何らかの情報が加えられると、簡単に映像が合成されたり変造されたりする、あるいは全く別の映像が映し出されたりすることは技術的に可能だということだ。
だから、幽霊を見たり、壁の人と話したり、幻覚を見る人は別のチャンネルとつながる、つまり異次元と交信している可能性があるということなのだ。
嘘か本当かは知らないが、オカルト論では人類は2つの太陽を見る時代が来ると云われているそうだが、それは映像トリックによる幻覚の世界が映し出されるということではなかろうか。
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