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@ ヨハネの黙示録は多くの人が知っている予言書であり、映画など様々に紹介されている。予言書に記されている内容は難しくて解読に成功した人はいないであろう。私たち日本人にとって一番気になるのは「自分が救済されるのか」ということではなかろうか。
A そこで、日本人の行方を考えてみたのだが、どうやら日本人は三種に分かれるように思えるのだ。
第一のグループは、7章に記された、神によって「額に神の印を押されたイスラエルの子の14万4千人」であるが、彼らは何らかの理由によって死亡する。14章初段には子羊と共に14万4千人が立っていたと記され、また「あがなわれた」とも記されているから復活したと思われるし、彼らは純潔であり、神と子羊に奉げられた初穂だとも記されている。それ以降の記述は黙示録に見当たらないようだ。
第二のグループは、13章末段にあるように、「666の獣の刻印を右手や額に押された人々」であろう。14章や16章では獣の刻印を押された人々は様々に苦しむとある。19章末段では獣の刻印のある人々や獣を拝む人々が捕らえられて燃える硫黄の池に投げ込まれた。20章では神の千年王国が記されているが、それ以降には獣の刻印のある人々の記述が見当たらないから、19章の審判で滅びてしまったといえるだろう。
第三のグループは獣の刻印を拒否した人々や獣を拝まなかった人々であろう。彼らの記述については15章初段に最後の7つの災害の時に神を讃えたとある。20章前段では神の千年王国で彼らが生き返って千年間支配したとあり、後段では神の千年王国が終わるとサタンが復活して世が乱れて、再び審判が下されて選別が行われたが、彼らについての記述は見当たらない。21章では今までの天地が消えて新しい天地が築かれたが、彼らの記述は見あたらないようだ。
B 簡単にまとめると、三段のグループというのは、第一段が神の子の14万4千人であり審判を経ることなく神と同じ世界に入る。第二段が審判を経る人々であり、獣の印を持たない人々は救済され、獣の印を持つ人々は地獄に落とされることになる。そして第三段で更に振り分けられる。
さらに、住む世界の別について述べれば、イスラエルの子の14万4千人は最初から神の住む天上世界に旅立ち、永遠の進化を遂げてゆくことになる。
審判で振り分けられる残りの人々は、地上世界で千年間の天国を味わう救済組と地獄を味わう獣組に分かれる。その後に再び審判を受けて、再度救済された組は地上世界で天国を形成し、救済から漏れた残りの組は消える。
いずれにしても天上世界に旅立ったイスラエルの子の14万4千人と交流することは無く、別々の進化の道を歩むことになるであろう。
C 思うに、審判で救済されたいと望む人は実は不幸な人であって、本当に喜ぶべき人とは審判など受ける必要の無い純白なイスラエルの子の14万4千人のことであろう。審判とは裁判のことであり、法廷に引き立てられて「有罪だ、無罪だ」との判決を受けて一喜一憂するような灰色や黒色の人々を指すのだと肝に銘じるべきではなかろうか。
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