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元気の出る聖書の言葉2011年1月13日

主の定めを行なうこの国のすべてのへりくだる者よ。主を尋ね求めよ。義を求め
よ。柔和を求めよ。そうすれば、主の怒りの日にかくまわれるかもしれない。ゼ
パニヤ書2:3

＋＋＋

ゼパニヤの使信の中心は、「主は高ぶる者を滅ぼされるが、へりくだる者を残さ
れる」というところにあります。

マナセ、アモンという悪王の時代にユダ王国が陥った罪は甚だしく、ユダとその
都エルサレムが滅ぼされることは、動かすことのできない主のご決定でありまし
た。

しかし、その滅びの中から主が残される者たちがいる。それが、主の前にへりく
だる者たちだと言うのです。３章１２節に「わたしは、あなたのうちにへりくだ
った、寄るべのない民を残す」とあります。

自分を正しい者とせず、罪を認め、主だけに依り頼む者たちを残される主がいる
。

信仰歴とか、聖書を通読した回数とか、イエス様を伝えた人の人数や、献金した
額、行なった奉仕などを思い返し、それらを数えても、それは救いのために全く
役に立ちません。

私たちは、自分の行為に目を向ける時、高慢と自己嫌悪の何れかに陥ります。自
己嫌悪は高慢の裏返しです。ただ主を求め、主だけに自分の目を向ける時に、私
たちはへりくだった状態になるのです

謙遜とは行為ではなく、主を見上げる時の私たちの状態です。

今日も主を見上げることができますように。主だけが私たちの希望であり、全て
です。

＋＋＋

祈り１／１３

天のお父様。尊い御名を心から誉め讃えます。今日もあなたの大きな愛の御手の
中に包まれ、御前に引き寄せて頂いたことを、心から感謝いたします。

主よ、あなたはへりくだった者たちを残されると言われます。

私は、あなたの御前にへりくだった者でしょうか。自分の行為や自分自身から出
た何かを頼りにしていないでしょうか。

主よ、私たちが頼れるのは、ただあなたの十字架だけです。主よ、滅びの日に、
私たちをそこにかくまってください。

どうぞ、私たち一人一人が高慢の罪から守られ、あなただけを見上げ、あなたの
中だけに避け所を得ることができますよう、導いてください。

感謝して、尊いイエス様の御名によって祈ります。アーメン。

岩本遠億

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