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十字架の道における聖霊の務め
迫害の時期の経験
聖書にはこう書いてあります。 「あなたがたはキリストのために、ただ彼を信じることだけではなく、彼のために 苦 し む こ と をも賜わっている。」 (ピリピ1:29。) 神はイエスキリストにあって豊かな命を下さいます。「わたしがきたのは、羊に命を得させ、豊かに得させるためである。」 (ヨハネ10:10。) 私たちは彼の救いを通してこのような命を戴くのです。彼はカルバリでご自身を犠牲とすることによって、私たちのために勝利を得られました。 彼はまた聖霊を私たちに下さいます。 聖霊の果実は超自然の愛、勝利の信仰、祝福された望みです。 信者たちは全能の神とイエスキリストの御手の中にいます。 だれも彼の手から彼らを奪い取ることはできません(ヨハネ10:28)。 また、彼らにはすべての理解を超越した超自然の喜びと平和があります。
しかし、また、イエスは言われました。 「あなたがたは、この世ではなやみがある。しかし、勇気を出しなさい!わたしはすでに世に勝っている。」(ヨハネ16:33)。 そうです、この世において、私たちには誘惑があり、多くの問題や迫害があります。 しかし、また、私たちは神のパワーによって世に打ち勝つことができるのです。 使徒パウロは言いました。 「それだけではなく、患難をも喜んでいる。なぜなら、患難は忍耐を生み出し、 忍耐は錬達を生み出し、錬達は希望を生み出すことを知っているからである。 そして、希望は失望に終ることはない。なぜなら、わたしたちに賜わっている聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからである。」 (ローマ5: 3-5)。
これが永遠の命へと至る道です。 私たちがイエスの愛を持っているなら、だれも彼の愛から私たちを切り離すことはできません(ローマ8:38-39)。 そうです、神は私たちの人生のあらゆる状況の中にあって私たちと共におられます。 私たちはイエスキリストの愛を必要とします。 彼の愛がなければ私たちは苦しむことができないし、困難や誘惑の中で忍耐することはできません。
無神論が我が国で勢力を振っていた時代には、多くの信者が迫害を受けました。 信者たちに対する暴力や乱暴な行為に抵抗した学生たちは学校を去らなければなりませんでした。 他の者たちは信仰を捨てるか無神論を受け入れました。しかし、真の信者たちは個人の家や森で集まって持ち堪えました。 どんな場所での集会も危険でした。 あらゆる妨害にもかかわらず、私たちは集まりました。そして、神は素晴らしい方法で私たちを匿(かくま)って下さいました。 そんな時でさえ、私たちの町ではリバイバルが始まりました。 多くの人々が神へと改心しました。 彼らは悔い改め、水のバプテスマを受け、その多くが聖霊の中にバプテスマされました。私が聖霊のバプテスマを受けたのは16歳の時でした。
神は困難な時代にあって、私たちがイエス・キリストの勇敢な証し人となって恐れや疑いもなく神の福音を告げ広めるために、私たちを準備しておられました。 容易ではありませんでしたが、栄光あることでした。 多くの場合に主は聖霊によって危険を知らせて下さいました。 神の許可がなければ、だれも私たちに触れることができなかったのです。 そして、彼が迫害を許されるとき、彼のために苦しむことは栄光です。 私は信者たちのいろいろな経験を聞きました。 ここにそのいくつかを紹介します。
ある、不信者のグループが、夜、信者たちの集会が終わったのを見計らって彼らを攻撃する計画を立てました。 彼らは木の後ろに隠れました。 しかし、信者たちが近付いて来た時、敵は周りに完全武装の兵士たちがいるのに気が付きました。 彼らはたいそう恐れて逃げ去りました。 神は彼の民を保護して下さいました。ハレルヤ! その後、その迫害者のひとりがイエスキリストを受け入れて、教会で彼の経験を語ったのです。
同じ地域に一人の無神論者が住んでいましたが、彼はあらゆる手段を使って信者たちを迫害しました。 彼は1人を殺しさえしました。 しかし、間もなく、人々は彼について次のようなニュースを聞きました。 第二次世界大戦の後のことです。森の中にはたくさんの採掘坑が残っていました。 ある日、彼が森を通って家に帰る途中、彼は地雷を踏んでそれが爆発しました。彼の肉片が少しばかり木に掛かっているのが見つかりました。 これは聖書の御言葉の成就です。 「あなたがたにさわる者は、彼の瞳にさわるのである」! これはゼカリヤ2:8にあります。
秘密警察は何度も私たちを捜索しましたが、私たちはいつも別の場所で集まりました。 神が私たちを匿(かくま)ってくださったので、彼らは私たちを見つけることができませんでした。 ある日、私は集会の少し前に来ました。すると聖霊の声が聞こえました。彼は私に指示して言われました。 「すぐ、家を出なさい!」 なぜか分かりませんでしたが、私はそれに従ってその家から立ち去りました。 およそ1時間してから、再び聖霊の声を聞きました。 「今、戻ってもよろしい!」 私が戻ると、そこの女主人が私に言いました。 「あなたはどこに行ってたのですか?」 私が彼女に答えた後で、彼女が言いました。 「あなたがいなくなったすぐ後に警察が入って来て信者を探し回りました。そして、あなたが戻る少し前に彼らは立ち去りました!」 私たちはみんなで神の保護を感謝してそこを出ました。 それから、私たちは神が聖霊によって示された別の場所で祝福された集会を持ちました。
何度も、私は新しい改心者たちをバプテスマしました。 私たちはいつも神の守りと助けを祈りました。すると、聖霊ががどこに行くべきかを私たちに示して下さいました。 ある時、ドナウ川でバプテスマをしていると、こんなことがありました。 私たちが水に入って行くと周りに雲と霧が立ちこめ、その中に御使いたちがいました。 私がチェコのチェスキイ・テシンでバプテスマを施していた時のことです。大きな家におよそ100人の人が集っていました。秘密警察が信者たちを見張っていました。 全教会が熱心に神に祈りました。すると、私はビジョンを見ました。 家の入り口に巨大な御使いが立っているのが見えました。 御使いの翼がドアを覆いました。そして、だれも入ることができませんでした。 全教会は歌って神を賛美しました。 ハレルヤ。 彼らは私たちを見つけることができませんでした
何年も前のことです。私たちは両親の家に集まりました。 いつものように秘密裏にです。時々、御使いが屋根の上に座って、家を警備しているビジョンを見ました。しかし、時には神は私たちの信仰がテストされるのを許されました。 それは火の中へのバプテスマと呼ばれるものです。 神の御旨に従って生きて、イエスのために苦しむことは、私たちに祝福をもたらします。 イエスは言われました。 「義のために迫害されてきた人たちは、さいわいである、天国は彼らのものである。」 (マタイ5:10) ある諺(ことわざ)は言っています。「十字架が大きければ大きいほど、イエスは更に近くなる。」 これは本当です。
つづく
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