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ある伝道者の証し
(原題)私の人生における聖霊の務め
(Ministry of the Holy Spirit in My Life)
これはスロバキアの伝道者ポール・ガバネク氏(Paul Gabanek)の証しです。
神が実に生きて働いておられる様が語られています。
彼が行く先々で奇跡、癒しが起こり、大勢の人々がキリストの救いを受け入れ祝福されます。また、40年代から80年代までの共産主義政権の下にあって、彼の獄中での経験は圧巻です。
序 論
霊的な生活において聖霊の務めは非常に重要です。コリント人への第二の手紙第3章6-12節ではパウロはふたつの務めについて書いています。第一に、旧約の時代における「文字の務め」、第二に新約時代の「霊の務め」 です。そして、聖霊の務めは栄光あるものとも言っています。
世界中になぜ多くの異なった宗教があるのでしょうか? また、世界中になぜ多くの異なった教会があるのでしょうか? なぜ多くの異なった教えがあり、なぜ多くの異なった信条などがあるのでしょうか?この問題はただ一つの真実の答えによって解くことができます。 その答えはこうです。人々が神の戒め(God's commandments)とイエス・キリストの命令(orders)に従わないことです!
これは初めからそうであったわけではありません。 神の言葉は唯一の命の光です。特に霊的な生活においてそうです。使徒たちは3年半の間イエスと共に生活をしました。 彼らは完璧な神学的教育を受けていたと私は確信します。即ちご自身が彼らに教え、彼らは彼の奇跡を見ました。 しかし、それは彼らが福音を宣べ伝えるという将来の務めには十分ではありませんでした。
イエスは彼らに命じました。 「エルサレムから離れないで、かねてわたしから聞いていた父の約束を待っているがよい。」 (使徒1: 4) そして、その後で、 「ただ、聖霊があなたがたにくだる時、あなたがたは力を受けて、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、さらに地のはてまで、わたしの証人となる。」(使徒1: 8) この命令は弟子たちに与えられただけではなく、すべての信者たちに与えられました。なぜなら、こうあるからです。「この約束は、われらの主なる神の召しにあずかるすべての者、すなわちあなたがたと、あなたがたの子らと、遠くの者一同とに、与えられているものである。」 (使徒2: 39)
「父の約束を待っているがよい。」という命令、すなわち、聖霊によるバプテスマを待っているようにとの命令はイエス・キリストの福音を告げ広めようと願っている者たちにとっては最も重大なメッセージです。 イエスが使徒たちに「けれども真理の御霊が来る時には、あなたがたをあらゆる真理に導いてくれるであろう。」 (ヨハネ16:13) と言われたゆえに、すべての信者にとって、これは最も重要なことです。 しかし、私たちが聖霊を受けなければ、彼はどのようにして私たちを真理へと導くことができるでしょうか? それは不可能です。 現在、それがキリスト教の最大の問題です。1,000種類以上ものキリスト教信者とキリスト教の教えがあるからです。使徒たちの時代には三つのタイプのクリスチャンがいました。
(1) イエスの命令に従った強い信者たち。彼らは悔い改め、バプテスマされ、聖霊の賜物を受けました。 (使徒2: 37-39)
(2) サマリアの弟子たち。彼らはイエスを信じて水の中にバプテスマされましたが、だれも聖霊の約束(訳注:使徒8:16)を受けていませんでした。そこで、使徒たちがエルサレムからサマリアにやって来て、「彼らのために祈った。 それは、彼らはただ主イエスの名によってバプテスマを受けていただけで、聖霊はまだだれにも下っていなかったからである。そこで、ふたりが手を彼らの上においたところ、彼らは聖霊を受けた。」 (使徒8:15-17)
(3) エペソの弟子たち。 使徒パウロは彼らに「あなたがたは、信仰にはいった時に、聖霊を受けたのか」と尋ねたところ、「いいえ、聖霊なるものがあることさえ、聞いたことがありません」と答えました。(使徒19:1-6) しかし、その後彼らはみなが福音の豊満を受けました。その主たる結果はこうでした。 即ち彼らは皆、一つの教えを教え、同じ福音を説き始めたことです。ですから、当時、「信じた者の群れは、心を一つにし思いを一つにして」いました。これは聖霊の働きでした。彼らは自分の持ち物を分け合い、貧しい者はひとりもいませんでした。 そして、彼らは非常に力強く証しをし、偉大な恵みが彼らの上に注がれました。(使徒4: 32-34)
しかし、今日、イエスの足跡を辿ろうと思うクリスチャンは殆どいません。ですから、非常に多くの異なる教えと信者たちのグループがあるのです。なぜなら、彼らは聖霊のバプテスマを受けたことがないからです。多くのクリスチャンはイエスがこう言われたことを忘れています。「 しかし、わたしはほんとうのことをあなたがたに言うが、わたしが去って行くことは、あなたがたの益になるのだ。わたしが去って行かなければ、あなたがたのところに助け主(聖霊)は来ない。もし行けば、それをあなたがたにつかわそう。」(ヨハネ16:7)!この助け主の役割はキリスト教会の中で非常に大きいのです。彼が今日の教会建造の主たる建築者です。なぜなら、彼が地上でイエス・キリストの働きをなさるからです。私たちはイエスなしには何もできません。彼がそう言っておられます(ヨハネ15:5)。聖霊についても同じです。なぜなら、彼だけがイエスの代表であるからです。だれも彼の代わりになることはできません。 これは非常に重要です。 最も優れた神学校でも聖霊なるパースンの代理はできません。
つづく
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