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東京地裁で始まった押尾学の初公判。今回の裁判は、芸能人としては初めて「裁判員裁判」で行われる裁判。それだけに、事件とは別の部分で大きな話題となった。
事件は、昨年8月2日。東京・六本木の六本木ヒルズ・レジデンスB棟2307号室で起こった。東京・銀座の元クラブ・ホステス、田中香織さん(30)が、合成麻薬「MDMA」を服用したことが原因で、変死してしまった。当時、現場を捜査した警視庁西麻布署は当初、「事件性はなし」と判断していた。しかも、「芸能人は絡んでいない」と言いだすなど、明らかに捜査員による事件の隠ぺい工作も行われていた。
しかし、この事件に押尾が関わっていたことを、この【ヘッドロック】が報じるや事態は一転した。押尾の尿検査から薬物反応が検出され逮捕、さらに、田中さんの変死に関しても「保護責任者遺棄致死罪」で立件され、今回の公判となった。
とにかく、今回の事件ではエイベックス・マネジメントの元マネジャーや押尾の友人も逮捕されたりしたが、事件は拡大していったが、田中さんの変死に関しては、MDMAを「押尾が飲ませた」のか、それとも「田中さんが自分で服用した」のかが大きなカギになっている他、田中さんに異変が起こったとき、押尾は「心臓マッサージを施した」としているが、救急車を呼んだのは、田中さんの死後2時間以上も過ぎた時点。しかも、押尾の友人からの連絡だった。この部分が「保護責任者遺棄致死罪」が適用されるかどうかだが、当時を振り返ってみると、田中さんに異変が起こった2日の午後6時過ぎから、約4時間もの間、2307号室で何が行われたかである。発見されたとき、田中さんは素っ裸だったという。いくらなんでも、3時間も4時間もの間、素っ裸で放置していくものか?部屋の中で、何らかの隠ぺい工作が行われていたと思われても不思議ではない。
しかも、最も不可解なのは、事件後に田中さんの部屋から発見され、警視庁によって押収された約1億円相当の薬物である。しかも、その薬物を田中さんに預けたのが「押尾だった」という事実もある。この部分は、当時、写真週刊誌でも報じられていたが、その後、この薬物に関しての情報は闇に葬られてしまった。実に不思議なことだ。
押尾にレジデンス2307号室を提供していたピーチ・ジョンの野口美佳に関しても「部屋を貸した私がバカだった」の一言で無罪放免。道義的責任はどうした!!本来なら、部屋を貸して、多大な損害を与えたという部分で押尾を訴えるのが本来の姿だろうに、それもしない。実に妙な話である。実は、田中さんの隠ぺい工作に何らかの関わりがあったんじゃないかと疑いたくなる。そういった意味では、捜査を行った捜査員だって隠ぺいした事実は明白なんだし、お咎めなしというのでは「法の下の平等」に反する。
そして、今回の田中さんの「保護責任者遺棄致死罪」で最も気になるのが、押尾の身代わり説。つまり、今回の事件では主犯がいて、押尾は単なる身代わりだったのではないかということである。その主犯として噂されているのが元総理・森喜朗の不肖の愚息・森祐喜である。現時点では物的証拠があるわけでもないし、憶測に過ぎないが、押尾と森祐喜との関係は深かった。遊び仲間で、森祐喜にはネガティブな情報が飛び交っていた。そういった背景から、押尾は森祐喜の身代わりになって逮捕されたというのだ。だとしたら当然、押尾は「俺は彼女にMDMAを渡していない」「保護責任者遺棄致死なんて言われる筋合いはない」「俺は無罪だ!」と言うのは当然だ。事実、今回の公判でも、押尾は、そういった起訴内容を否認している。
要は、押尾は、元総理・森喜朗の愚息で、石川県議でもある森祐喜の身代わりになっただけで何もしていない。「まさか逮捕される」とは思っていなかったのだろう。話が違うと思っているに違いない。
…もちろん、これは、僕の想像に過ぎない。しかし、その部分における事実は今後、公判で明らかになっていくに違いない。
押尾学初公判…田中香織さんは「エクソシストの状態」「呪怨の状態」で亡くなった!? 押尾「オレは、変態だから…」
17日の判決までに全8回の公判。6日の公判からは証人も出廷し何が語られるか!?
押尾学の初公判に、東京地裁には1554人が並んだ。元三流役者とは言えども芸能人だった押尾学。その芸能人を裁く初めての裁判員裁判というもの話題に拍車をかけた。
だいたいテレビ局は中継車まで出して張り切っていたが、正直言って押尾学の事件は、いくら扱っても数字(視聴率)の取れないことは明らか。実に、困ったことだが、結局は余りにも事件が複雑で奥が深くて扱いにくい。視聴者も分かりにくいのだろう。もちろん、悪党顔をした押尾だけに、この程度の事件を起こしても不思議ではないと思われているのか?しかし、今回の初公判で押尾は起訴内容を否認していたが、実は「嘘つき」な部分もあるのだ。
ところで、押尾は、拘置所ではエアコンもない3畳程度の広さの独居房に入っている。接見は弁護士か親族に限られていた。そういった中で、今回の公判に備え、かなり綿密な準備していたようだ。三流役者でも役者は役者。ちょっとした演技で素人の裁判員は誤魔化せるとでも思っているに違いない。
しかし、初公判では検察側から「ドラックセックス」とか「エクソシストの状態」。さらには「呪怨(じゅおん)の状態」なんて、まるで怪奇映画や怪奇小説にでも出てくるような言葉まで出てきたかと思ったら、「オレは、変態だから…」なんていう言葉まで。これじゃ、亡くなった田中さんも死んでも死に切れないだろう。
もっとも、前も言った通り、犯罪自体が「身代わり」だったら話は一転するのだが、そんな証言は出てくる雰囲気もなかったようだ。しかし、公判は、判決を言い渡される9月17日まで8回開かれる。その間、検察、弁護側が19人もの証人を用意していて、有罪か無罪かを争う。
結局のところ、この裁判の最大の争点は、六本木ヒルズ・レジデンスB棟2307号室で変死した元クラブホステスの田中香織さんの命を救うことが出来たのかどうか?検察側は「可能だった」としているが、押尾側は「時間的に無理だった」と主張している。しかも、弁護側は「被告は田中さんに心臓マッサージ、人工呼吸を行っている。田中さんは救命可能性は低く、遺棄致死は成立しない」としているのだ。
だが、ちょっと待って欲しい。無理かどうかの判断は、医療の”イ”の字さえ知らないだろう素人の押尾がすることではない。マトモに心臓マッサージとか人工呼吸を施せたのかも疑問である。すぐに消防署に連絡し救急隊を呼んで、さまざまな手当てをしたが「結果的に無理だった」というのが本来の姿だろう。そういった意味からも、今回の押尾側の意見は説得力がなく、とにかく嘘っぽい。もちろん、誰かの身代わりだったら、仕方がないかもしれないが…。
それにしても、以前も記したが、亡くなった田中さんを素っ裸にしたまま、部屋にいた押尾やエイベックスの押尾のマネジャー、さらには押尾の友人と言うのは何をしていたのだろう。理由はどうであれ、人間とは思えない。毎晩、田中さんの亡霊にうなされていたとしても不思議ではない。
うなされている…と言えば、今回の事件に関与していると噂のある森祐喜は、やはり田中さんの亡霊がついたのか? 何せ、朝っぱらから酒に溺れてくるまで事故を起こすぐらいだから、これは何かある。もちろん考え過ぎの部分はあるのだが…。
いずれにしても、6日からの公判で証人が続々と出てくるようだが、何が語られるのか? 何か新事実でも飛び出してくるのか? さらには森祐喜は事件には全く関係がなかったのか…など、注目されることは多い。
それにしても、検察は押尾にどれだけの刑を求めるのか?人によって求刑はさまざまで、少ない人は「致死」 のつかない「保護責任者遺棄」で懲役7〜8年と言う声から、10年、いや15年と言う声まで幅広い。もっとも、雰囲気的には10〜12年程度ではないかという気がする。で、判決を下す際の裁判員は、意外に厳しく、成り行きによっては懲役10年以上ということも考えられなくもない。
いずれにしても、この裁判は高裁、最高裁まで争われることは間違いなさそうだ。
元三流の田舎役者で現在は無職の押尾学の第二回公判が6日、東京地裁で行われた。
第二回公判の証人尋問で出廷したのは亡くなった銀座のクラブホステス田中香織さん【写真】の知人K氏。K氏は都内赤坂でプロダクションを経営している。このプロダクションには、かつて人気デュオだったWの片割れが所属している。他に、押尾とドラックをやった上、SEXをしたという2人の女性と、その女性の友達。そしてエイベックスのY氏、押尾のマネージャーE氏。
きょうの証人尋問から分かったのは、当初、噂になっていた森喜朗・元総理の不肖の愚息・森祐喜の名前が全く出てこなかったことだ。やはり森祐喜の関与は根拠のない噂に過ぎなかったのか?
しかし、田中さんが変死した後、押尾の慌てぶりがエイベックスのY氏や元マネージャーのE氏らから生々しく証言された。
ここでの証言を聞く限り、押尾の「保護責任者遺棄致死罪」は免れないだろう。
押尾は、心臓マッサージや人工呼吸をやったのかもしれないが、救急車を呼ばなかった理由を「救急車を呼ぶと自分がクスリをやっていたことが分かり、仕事が出来なくなる。子供にも会えなくなる」と言っていたという。とにかく、最初から救急車を呼ぶ気がなく、見殺しにしたことは明らかだ。
しかも、押尾は、元マネージャーのE氏に罪を被ってもらおうと提案したという。
「Eが知人の女性を連れ込んでSEXした後、その女性が亡くなったというのはどうだ」とか「田中さんを呼んでSEXをした後、仕事があるんで部屋を出て、Eに見に行かせたところ死んでいた」なんて、あれこれ言い訳を押尾は考えていたというから情けない。とにかく、自分のことしか考えていなかった。
周囲は「体液でバレる」「携帯のメールを消しても携帯会社に残っている」「レジデンスの出入りは防犯カメラで撮られている」とか言ったらしいが、押尾は、どうしてもEに身代わりになってもらうつもりだったようだ。
…ということは、今回の事件で当初、この事件は「押尾が身代わりになっている」と書き続けてきたことは間違いになる。やはり、押尾は「三流役者のクズ」だったわけだ。
押尾は、自分の荷物をカバンに詰め込み始め、別の部屋に向かおうとした。
押尾は、Eだけを部屋に残して、エイベックスのY氏らを引き連れ最上階の4201号室に逃げ込んだというのである。
事件の張本人である三流の田舎役者・押尾学は、2307号室を出て別の部屋に身を隠した。
で、押尾が身を隠したのは、【ヘッドロック】でも指摘し続けてきた通り、同じB棟の最上階にある4201号室だったことが今回の公判で明らかになった。
この部屋の持ち主は、言うまでもなくピーチ・ジョンの“ミニスカ社長”である野口美佳である。
事件のあった2307号室は、他人の部屋を野口が借りていた。要は、野口は賃借りしていた部屋を押尾に提供していたわけだが、4201号室は…。
六本木ヒルズ・レジデンスB棟の最上階である42階のこの部屋は、何と43階とのメゾネット式になっている。とにかく豪華で広々い。バブリーな部屋である。さすがは、ワコールの個人筆頭株主でビーチ・ジョンの社長である。
何といっても42階の部分は168.18で、43階部分も44.42ある。眺めはいいし、最高の空間である。正直言って、合成麻薬MDMAを使ってまで極楽往生を求めるSEXをやるなら、2307号室なんかじゃなく「最初から4201号室じゃないか!!」と言いたくなる。にも拘わらず、何で押尾は2307階だったのか? 不思議だ!!
このバブリーな部屋を野口は平成18年11月10日に千葉県の不動産から買い取った。しかも、野口は、この部屋に5億5000万円の根抵当権を設定していた。
因みに、誤解ないように言うが、この部屋はピーチ・ジョンの所有ではないらしい。何と、野口個人での所有になっている。つまり、野口は、六本木ヒルズ・レジデンスの部屋は私的に利用していたということになる。しかも、その部屋を押尾に対して「自由に使っていい」と言っていたように、早い話が私的な社交場として使っていた。何と、贅沢な!!
それにしても、こんな部屋を持っていたら管理費も高いだろうし、維持費だってハンパじゃないだろう。そんな部屋を、野口は六本木ヒルズに「最低でも6室所有していた」なんて噂もあるだけに、確かに起業家の星と言われるだけある。
しかも一時、このレジデンスに浜崎あゆみが住んでいたという。もしや、その部屋も野口が面倒をみていたのだろうか?
「最上階にある4201号室には、政財界からタレントまでが集まる秘密の社交場になっていたとも言われます。要は、野口人脈を広げる場だったのではないでしょうか」(事情通)。
この部屋では、たびたび、水泳のメダリスト北島康介の姿も…
「北島選手と野口との関係はかなり深かった。北島は、かなり野口に頼っていたといいますね」
なんていう情報筋の話もあるほど。
ま、北島と言えば、かつては、六本木の格安キャバ「globe」によく出入りしていた。北島ともあろうアスリートが、何で「globe」なのか、ちょっと疑問だったが、案外、女だったら誰でもよかったりする。ま、不幸中の幸いは、押尾が北島でなくてよかったということか?
それにしても、何故、押尾は4201号室のカギを持っていたのか?今回の証人尋問では、その部分が明らかにされなかった。前記した通り、カギを持っていたな、何で最初から4201号室に行かずに、2307号室だったのか?少なくとも、事件後、押尾は自ら部屋を出て4201号室に向かったことは明らか。いずれにしても、野口美佳に全く連絡を入れないということは考えられない。そういった意味でも、この証人尋問で野口にも出廷を求めるべきだったのでは?
明日は、押尾の部屋に来た友達の泉田と、政界関係者も出廷すると言うが…。
合成麻薬MDMAを服用して”ドラック・セックス”を楽しんだつもりが、その後になって容体が急変した東京・銀座のクラブホステス、田中香織さん(享年30歳)を放置して「保護責任者遺棄致死」などの罪に問われている三流役者で現在、無職の押尾学。東京地裁で芸能人としては初めての裁判員裁判を受けている。3日から始まった公判も3回目になった。
「私は田中さんにMDMAを渡していないので、保護責任はありません。私は田中さんを放置していなかったので無罪です」
押尾は、そう強気な発言をして、堂々と起訴容疑を否定した。
検察と対決姿勢を鮮明にしたのはアッパレだろう。よほど自信があったに違いない。しかし、その押尾の主張は、徐々に崩れ始めていると言ってもいいだろう。まさか、エイベックスのチーフマネジャーのY氏や元マネジャーのE氏、さらには友人だった泉田勇介受刑者、そしてドラック・セックスを楽しんだ女性2人までが証人尋問に出廷し、押尾にとってはネガティブな”過去”を明かされるとは夢にも思わなかっただろう。
MDMAを渡したのが誰なのか?押尾は「田中さんからもらった」と主張し、急変した時は心臓マッサージや人工呼吸を施したというが、いずれも密室の中での行為だけに、押尾の自供が重要になるのだろうが、救急車を呼ばなかったのは「自分もクスリをやっていて、バレるとヤバイ」と言っていたことが明かされ、さらには、責任を逃れようとしていたことまで明かされてしまった。これは裁判員裁判では決定的なものになりそうだ。少なくとも、救急車を呼ぶ気が全くなかったことが証明されてしまったわけで、押尾の「無罪」という主張は完全に消えたと言っていい。あとは「遺棄致死」が適用されるかどうかになってくる。
しかし、これも現時点の話。今後、押尾が、とんでもないことを言い出して、どんでん返し…なんてことも、可能性がないわけじゃない。と言うのは、第2回公判の際に、弁護士と裁判長が質問内容を巡って言い争ったことがあった。その時に、分かったのは「言わない約束があった」と言うことだ。どうやら裁判所と弁護士、そして検察の間で何らかの密約があったことになる。いずれにしても、ここまでの証人尋問で、押尾が、いかに嘘つき男だったのかが証明されてしまったことは確かだ。
それにしても、今回の証人尋問に立ったことについて泉田受刑者は
「人が亡くなったので、直接は関係がなくても、その重さというか、私なりの責任の取り方とか、そのために見たことを話すことが責任にとり方と考えた」
「あとは本人にきちんと罪を認めてもらって、償ってもらうためにも聞いたことを話さなければならないと思った」
と言っていた。
この言葉、何かと、この問題から逃げたがっているだけの無責任ミニスカ社長のピーチ・ジョンの野口美佳に聞かせたい!!
押尾学の第4回公判は、東京消防庁の救急隊員への証人尋問となった。もっとも、ここで証人尋問について論評したところで意味がない。
今回の証人尋問には、さまざまな証言者が出廷している。救急隊員に限らず、エイベックスでチーフマネジャーだったY氏や元マネジャーのE氏。現在、押尾の友人で服役中の泉田勇介受刑者。さらには押尾と”ドラックセックス”をしていた女性や元国会議員のY氏まで…。とにかく幅広い面々が顔を揃えた。
しかし、実に妙なのは、それぞれ面識がないのは当然だろうが、何故か、検察の筋書き通りになっているのだ。一時、泉田受刑者や元国会議員だったY氏は押尾に有利は証言をするのではないかという情報が流れたが、結果的には押尾にとって不利な内容となった。特に、泉田が証言している時、押尾は「話が違う」と言った表情で睨みつけていたというから穏やかじゃない。「地獄から戻ってくる」はずの押尾は、もはや戻ってくるどころか、無間地獄に嵌ってしまった感じだ。
いずれにしても、公判での検察の筋書きとしては、今回のクラブホステスだった田中香織さんの変死は、押尾1人に押し付けてしまおうとしている感じである。確かに、押尾だけの責任にしてしまえば、そんな楽なことはないだろう。だが、押尾は「自分だけの責任じゃない。むしろ自分には責任はない」と主張したがっているに違いない。
いずれにしても、証人尋問で救急隊員を出すなら、事件を隠ぺいしようとしていた警視庁麻布警察署の捜査員を証人喚問に出廷させるべきだろう。麻布署の副所長も含め…。何といっても事件の発覚前は「芸能人は絡んでいない」とか「事件性はない」なんて嘯いていたんだから。そう考えたら、事件発生後に押尾との契約を突然、解消したエイベックスの行動にも疑問は残る。それに、押尾が合成麻薬MDMAの使用で逮捕された時、押尾を支援したパチンコ関係者。弁護士まで出して押尾を守ってきたが…。いずれにしても、今回の田中さんの変死について押尾1人に責任を押し付けて「事件解決」というのには、ちょっと無理があるような気がしてならない。
あるいは捜査当局、検察は、押尾1人に責任を押し付けなければならない事情でもなるのか?そう勘ぐりたくもなる。これだけは言える。この事件は、押尾だけの責任とは言えないことだ。
あるまで噂ではあるが、田中さんは、実はレジデンスB棟の最上階にある4201号室で亡くなったとの怪情報もある。つまり、4201号室で亡くなった田中さんを2307号室に運んだというわけだ。だとすると4201号室で亡くなったことを伏せたかった人がいたことなる。因みに、4201号室はピーチ・ジョンの野口美佳の所有だが、2307号室は、野口が第三者から賃借りしていた。所有と賃借りでは大違いである。
しかし、もし、この怪情報が事実だとしたら当然、所有者は事件直後に連絡を受けていたはず。だとしたら、単なる「道義的責任」だけでは済まされない話だ。もちろん、根拠はないのだが…。
いずれにしても、麻布署の責任は免れないが、国家権力としては、この事件を拡大させるわけにはいかない。てっとり早く、押尾だけに「保護責任者遺棄致死」容疑の責任をおっ被せ、事件の収拾を図りたいのかもしれない。そのために、検察は念入りな準備をし筋書きを描いた疑いも…。
もっとも、そんなことをしたら裁判制度の根幹に関わるだけにあり得ないとだとは思うが…。
三流役者の押尾学は、一緒に合成麻薬MDMAを飲用した銀座のクラブホステス田中香織さん(享年30)の容体に異変が起こった際、心臓マッサージと人工呼吸を施したと言うが、自らも覚せい剤を使っていたことから、その発覚するのを恐れ、救急車を呼ばずに田中さんを放置。その結果、死亡させたとして「保護責任者遺棄致死」など4つの罪に問われている。
9月3日から裁判員裁判が行われているが、10日には東京地裁で第5回公判が行われた。午前10時に開廷した公判には、まず証人尋問として救命救急医療の専門家として昭和大学医学部教授が出廷、争点となっている田中さんの救命可能性について証言した。
その教授は「おかしいと思った時に救急車を呼ぶのが常識」と言い、田中さんについては「致死量を超えた」としたが、救急車で病院に搬送され、集中治療室で治療を受ければ「ほぼ全例で蘇生できた」と証言した。
さらに、都立墨東病院胸部心臓血管外科の医長が出廷した。
医長は、死因について「不整脈による急性心不全」としていた。しかし、心臓停止前に病院に搬送されれば救えた可能性を述べていた。
今回は専門医の証言を得ることで、検察側は押尾の「遺棄致死」を証明したかったようだが、7〜8割方は検察の思惑通りにいったと思われる。
さらに、今回の証人尋問では田中さんの両親も出廷、田中さんへの思いを語った。その中で、田中さんが体に入れていた刺青について述べたほか、押尾に対して
「昨年8月2日の夜、失われていく命を前にして、大切な娘の命とはかりにかけたのは、被告が失いたくなかったのは何だったのでしょうか! 娘が亡くなってから亡くなった人を思ったことはありますか。私たちはわびてほしいとは言っていません」
「亡くなった人の冥福を思う気持ちが感じられません。実際、私たちははがき一枚受け取っていません。あまりにも無責任で、人の心が感じられません。親として望むのはただ一つ。娘の人生に残されていたであろう時間と同じぐらい長い刑と、娘の命と同じぐらい重い刑を望みます」
と涙ながらに語った。
さらに、押尾を最初に取り調べたという男性検事も証言台に出たが、本来なら事件発生当時に現場を捜査した警視庁麻布署の捜査員も立たせるべきだろう。
興味深かったのは、その取り調べの時、矢田亜希子とのSEXについても質問したというのだ。「ドラックセックスについて尋ねた。薬物事犯ではパートナーもあるので聞くのは当然」としていた。
ギョウカイヘッドロック
http://022.holidayblog.jp/?p=5405
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