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--- (3番目の証し:サンドラ) ---
マタイ10章28節の主の御言葉を読みましょう。「からだを殺しても、たましいを殺せない人たちなどを恐れてはなりません。そんなものより、たましいもからだも、ともにゲヘナで滅ぼすことのできる方を恐れなさい。」
人が地獄に着くとみな死の体を受けます。主イエス様は私の手を取り、地球の中心部へ導く真っ暗なトンネルを下り始めました。数々のドアが並んでいる場所に到着しました。あるドアが開いて、私たちは主と一緒に中に入りました。私はずっと主の手を握っていました。そうしなければ、永遠に地獄に残されてしまうことがわかっていたからです。
ドアを通ると、巨大な壁がありました。無数の人がフックで頭から吊るされ、手枷が壁から掛けられていました。また、至る所に無数の人たちが炎の中で焼かれていました。
或る炎のところへ行くと、その炎がだんだん弱まってきました。間もなく炎の中に一人の男性の姿が見えてきました。彼はぼろぼろになった汚い聖職者の衣服を着ていました。たくさんのうじがその男性の体中を出入りしていました。彼は火で黒焦げになっていました。眼球はくり抜かれ、肉は溶けて落ちていました。ところが、肉が完全に溶けて落ちてしまっても、男性の体は元に戻り、同じことを繰り返すのでした。
主イエスを見ると、男性は「主よ、私を憐れんでください!憐れんでください!一瞬だけでもいいですから、私をここから出してください!一分だけです!」 と叫び始めました。男性の胸には「私は盗人だからここにいる」と彫った金属板がかかっていました。
「君の名前は?」とイエスは彼に問いかけられました。「アンドレです。」と彼は答えました。主は「どのぐらいここにいるのかね。」と問いかけられると、アンドレは「ずいぶん長い間です。」と答えました。それからアンドレは自分について語り始めました。彼はカトリック教会で十分の一を集めることと貧しい人を助ける責任者でした。しかし、彼は貧しい人を助けるための献金を盗んでいたのです。慈悲深い目で主は「アンドレ、君は福音を聞いたことがあるかね?」と尋ねられました。アンドレは答えました。「はい。ある日、一人のクリスチャンの女性が私の教会にやってきて私に福音を説きましたが、信じたくありませんでした。しかし、今は信じます!現実だと信じます! 主よ、お願いですからどうか私をここから出してください!ちょっとだけでもかまいません!」
アンドレが話している時、うじ虫が眼窩から入って耳から出て来てから、再び口の中に入りました。彼がどんなに手でうじ虫を取り除けようとしても駄目でした。恐ろしい叫び声でアンドレは主の憐れみを請い求めました。その場所から逃がれられるようにとイエス様に懇願し続けました。さらに悪いことに、悪鬼たちがいて、彼らが絶えず槍でアンドレを刺して拷問を加えていました。その悪鬼たちは「ジョルダーノス」という地上の人形にそっくりでした。地獄にいる人形は可愛いものではなく、凶暴な姿をして生きていました。地上の人形に似た悪鬼たちは身長90センチぐらいで、するどい歯を持っていました。彼らの口は人間の血を垂らして真っ赤な目をしていました。
その悪鬼たちはアンドレやその辺りにいる人間たちを全力で突き刺し続けていました。その風景を見た私は、「何故地上にあるおもちゃの人形がこんな地獄の悪鬼にそっくりなのですか?」と主イエス様に聞いてみました。あれは悲哀の霊です、と主は答えられました。
私たちは歩き続けました。そして、激しく苦しんでいる何千という人々を見かけました。彼らは主イエス様を見かけると、やせっぽちの手を主の方に指し伸ばしました。その中にイエス様を見かけると大声で叫び始めた女性がいました。「主よ、どうか私を憐れんでください! この場所から私を出してください!」 彼女はとても苦しんでいました。そして、主の方に手をさし伸ばしました。一瞬だけでも地獄から出してもらうように彼女は懇願し続けました。その女性は全裸で泥まみれでした。たくさんのうじが彼女の汚い髪の毛や体中を這い回っていました。うじを手で取り除いても、その何倍ものうじ虫が現れました。長さ13−17センチぐらいのうじ虫でした。マルコ9章48節に書いてある神の御言葉の言うとおりでした。「そこでは、彼らを食ううじは、尽きることがなく、火は消えることがありません。」
貪欲なうじに食われている彼女の泣き叫ぶ姿は見るも恐ろしい光景でした。彼女の胸にある、火でも壊れない金属板には「私は姦淫したからここにいる。」と書いてありました。彼女の罪と同様、地獄でも姦淫をさせられました。彼女は気味の悪い太い蛇にレイプされていました。その蛇は体の回りにトゲがあって、長さは13−17センチぐらいでした。その蛇が彼女のデリケート・ゾーンを突き抜けて喉にまで達し、彼女の体中を駆け抜けていました。蛇が中に入ると彼女は叫び始めました。
その場所から出してもらうために、彼女は更に激しく懇願しました。「主よ、私は姦淫の罪でここにいます。7年前エイズで死にました。6人の愛人がいました。だから私は姦淫の罪でここにいます。」 彼女は地獄でも自分の罪を繰り返さなければなりませんでした。昼も夜も休むことなく苦しみ続けました。彼女は主の方に手を伸ばしましたが、主はただ次のように言われただけでした。:「ブランカ、もう手遅れだ。あなたの下にはうじが敷かれ、虫けらがあなたのおおいとなる。」(イザヤ書14章11節)主がこう言われると、強い炎が彼女を包み込んで、彼女は見えなくなりました。
私たちは何千、何万という人々を目にしながら歩き続けました。そこでは若者や大人や老人が苦しんでいました。すると、何千人もの男性と女性が入っている大きな火のプールにやって来ました。各自の胸には「私は十分の一と奉納物を捧げなかったからここにいる。」と書いた金属板がありました。それを読んで私は主に尋ねました。「主よ、その理由で人がここにいることがあり得るのですか?」主は答えられました。「はい、私の言葉によれば、命令であるのに、彼らは十分の一と奉納物を大切なこととは思わなかったのです。」 マラキ書3章8-9節はこう言っています。:「人は神のものを盗むことができようか。ところが、あなたがたはわたしのものを盗んでいる。しかも、あなたがたは言う。『どのようにして、私たちはあなたのものを盗んだでしょうか。』それは、十分の一と奉納物によってである。あなたがたはのろいを受けている。あなたがたは、わたしのものを盗んでいる。この民全体が盗んでいる。」
その人たちが十分の一を捧げなかったため、神の御わざが妨げられて福音が宣べ伝えられなかったと主は言われました。そこにいる人たちは神の御言葉を知っていました。それなのに、従わなかったため、他のだれよりも一千倍も激しく苦しんでいました。
私たちは歩き続けました。そして、主は私に一人の男性を示されました。その男性は腰から頭までしか見えませんでした。すると、彼の死んだ時のビジョンが見え始めました。彼の名はロジェーリオ。彼が車に乗っていると、ある人が彼に福音を伝えるために車に近づいて来て彼に聖書を渡しました。しかし、ロジェーリオはその人の警告を無視して運転し続け、数分後に自動車事故で絶壁から落下して即死したのでした。
車が墜落したとき、聖書の黙示録21章8節が開きました。:「しかし、おくびょう者、不信仰の者、憎むべき者、人を殺す者、不品行の者、魔術を行なう者、偶像を拝む者、すべて偽りを言う者どもの受ける分は、火と硫黄との燃える池の中にある。これが第二の死である。」ロジェーリオがそれを読んだとき、既に死んで地獄に着いていました。
彼は地獄に来てから1ヶ月しか経っていませんでしたから、顔の肉はまだ少し残っていました。しかし、ロジェーリオは誰よりもひどく苦しんでいました。最初、彼は自分がなぜ地獄にいるのか分かりませんでした。あのクリスチャンが彼の車に近づいた時は、彼にとって主イエスを救い主として受け入れる最後のチャンスだったのです。同様に、たくさんの人にも主イエスを受け入れる機会があったのです。今日、イエス様に心を開いて下さるようお勧めします。イエス様だけが道であり、真理であり、いのちなのです(ヨハネ14章6節)。 彼を通してのみ私たちは天の王国へと救われ得るのです。(使徒行伝4章12節)。 主はまた私たちに聖と義の道に従って歩むことを求めておられます。神の祝福がありますように。
つづく
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