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--- (2番目の証し:ルーペ) ---
愛する皆さん、神の祝福がありますように。詩篇18篇9節の御言葉を読みましょう。「主は、天を押し曲げて降りて来られた。暗やみをその足の下にして。」 主が私の方に手を伸ばされたので、私は彼の手を握りました。すると、私たちは洞窟のトンネルを下り始めました。トンネルはだんだん暗くなり、イエス様の手を握っていない方の手が見えないほどに暗くなりました。
突然、 私たちは騒音のする暗くて光を発するものを通過しました。あまりにも暗いのでトンネルの壁に手で触ることができないほどでした。私たちの下降するスピードがあまりにも速いので、私の魂が体から離れるのではないかと思いました。
すぐに強い悪臭に気づきました。腐った肉のような臭いがだんだん強くなってきました。その時、何百万、何千万という人々の声が聞こえてきました。彼らは絶えず叫び、泣き、呻(うめ)いていました。私はとても恐くなって、主に言いました。「主よ、私をどこに連れて行かれるのですか? 主よ、私を憐れんでください!どうか私を憐れんでください!」 主はただこう言われました。「あなたはこれを見なければなりません。全ての人にこれを伝えるためです。」
私たちは角の形をしたトンネルを下り続けて、遂に真っ暗な所に着きました。その時、まるで私の目から重いカーテンが開いたように、無数の炎が見えてきました。さらに、無数の人々の苦しみの叫び声が聞こえて来ましたが、姿を見ることができませんでした。私は実際にすごく怯えていました。私は主に言いました。「おお、主よ、私を憐れんでください!憐れんでください!私をその場所へ連れて行かないでください!どうかお赦しください!」 私は自分が地獄の目撃者だとは思わず、審判の日だと思い込んでいました。本当に私の人生の終わりの日だと思って主イエスの御前で激しく震えていました。
私たちは前方の大きな炎の方に向かって行きました。それは巨大な燃え上がる炎でした。私はゆっくりと下り続けました。無数の炎が見え、何百万もの魂たちの泣き声がいっせいに聞こえて来ました。
その後、火で焼き尽くされない木製のテーブルが見えました。テーブルの上には何本かのビール瓶のようなものがありました。清涼そうに見えましたが、ボトルの中には火が満ちていました。私がそれを見ていると、突然、一人の男性が現れました。彼の肉は既にほぼ完全にくずれ落ち、残った衣の断片は泥だらけになって燃えていました。彼は火によって眼球や口や髪の毛はなくなっていました。眼球はなくても彼は私を見ることができました。よろしいでしょうか。考え、論じ、見ているのは、実は肉体ではなく人の魂なのです。
彼は痩せこけた手を主の方に伸ばして叫び始めて、言いました。「主よ、私を憐れんでください!主よ、私を憐れんでください!私は痛いです。燃えています!私を憐れんでここから出してください!」主が慈悲深く彼を見つめられると、私は手に温かいものを感じました。手を見ると血でした!主の血でした!主が炎に燃えている男性を見つめられると、手から出血し始めたのです。
すると、男性はテーブルの方を見てボトルの方に歩み寄りました。彼がボトルを掴んで飲もうとすると、ボトルの中から火と煙が噴き出しました。男性は顔を後ろに向けて、私が今まで聞いたこともない激しい叫び声を上げました。苦痛と悲しみの叫び声を上げた男性はボトルの中身を飲み始めました。ボトルの中身は酸でいっぱいになっていました。それが男性の喉を完全に破壊しました。酸が彼の胃袋を通過して痛めるのが見えました。
男性の額には666という数字が彫ってありました。胸には、うじ虫や高温にも壊れない金属板がありました。それには私たちには読めない文字が彫ってありました。主は憐れみ深く金属板の文字を理解させて下さいました。:「私は酒のみだからここにいる。」と。彼は主の憐れみを懇願しましたが、神の御言葉は第1コリント6章10節にはっきりと告げています。:「盗む者、貪欲な者、酒に酔う者、そしる者、略奪する者はみな、神の国を相続することができません。」
主は地上にいた時の男性の最後の瞬間を映画のように私に見せて下さいました。彼の死ぬ前の数秒間を大きなテレビの画面で見る感じでした。彼の名はルイースで、彼は居酒屋で酒を飲んでいました。地獄で見たテーブルとボトルがその居酒屋にありました。そのテーブルにはルイースの友人たちがいました。(私は君にこれを保証します。 私たちにはたった一人の本当の友人がいる。その名はイエス・キリストです。彼は忠実な友です。)酔っ払ったルイースは友人たちと一緒に飲んでいました。ある親友が手に取ったボトルを割ってから、ルイースを突き刺し始めました。彼が床に倒れたのを見ると、親友はそこから逃げ去りました。ルイースは出血多量で死にました。とても悲しいことに、ルイースは主イエスを受け入れずに死んでしまいました。
無数の魂たちの叫び声を聞きながら、私は主にこんな質問をしました。「おお主よ、どうかお答えください。この男性はあなたを知っていたのですか? 彼は主の御救いについて聞いたことがあったのですか?」 主イエスは悲しい顔でこう答えられました:「はい、ルーペよ、彼は私を知っていました。ルイースは私を個人的な救い主として受け入れていたのです。しかし、彼は私に仕えませんでした。」 私は更に恐ろしくなりました。彼はさらに大声を出して叫びました。「主よ、辛(つら)いです!辛いです!どうか私を憐れんでください!」 彼はもう一度主の方に手を伸ばしましたが、イエス様はかわりに私の手を握られ、私たちは火から離れて歩き始めました。ルイースを焼き尽くす火は更に強くなりました。彼が「私を憐れんでください!私を憐れんでください!」と大声で懇願しましたが、彼は火の中に見えなくなりました。
私たちは歩き続けました。そこは巨大な恐ろしい場所でした!私たちはもうひとつの炎に近付きました。その時、私は主にお願いしました。「主よ、嫌ですわ!もうこれ以上見たくありません!どうかお赦しください!これを見たくありません!」そして私は目を閉じましたが無駄でした。目を開いても閉じても見えました。炎がだんだん弱くなり、その中に一人の女性の姿が見えました。彼女は泥にまみれていました。そして、うじだらけの泥が彼女のうすい髪の毛にまつわり付いていました。その女性の体全体がうじに食われています。「主よ、私を憐れんでください!どうか私を赦してください!私を見てください。痛いです!どうかこのたくさんのうじを取り除けてください!痛過ぎます。この苦しみから私を逃してください!」と彼女は大声で懇願し始めました。主はただ悲しい表情で彼女を見詰めておられました。私たちが主の手を握ると、永久に地獄の炎で焼かれる失われた魂たちへの主イエスの心の痛みと悲しみを感じることができました。
彼女は目玉と唇がありませんでした。それでも、彼女は見ることや感じることが出来ました。しかも魂の感覚はより鋭くなっていたため、苦痛をより強く感じました。彼女は酸の入ったボトルを手に持っていました。それが香水だと思い込んでいました。明らかに酸であるものを彼女が体に吹き付けるものですから、肌が焼けました。それでも、彼女はそれを何度も体に吹き付けました。そして、それは高価な香水ですと言い続けました。首には美しいネックレスがあると彼女は思っていましたが、実は彼女の首にはたくさんの蛇が巻き付いていました。彼女は高価なブレスレットを付けていると思い込んでいました。しかし、それは30センチぐらいはあるうじ虫でした。それが彼女の骨にひどく食い進んでいました。この宝石はみんな自分の宝物だと女性は言いましたが、私が見ると、それはサソリやうじ虫が彼女の体中を這い回っているのでした。彼女にも、地獄ではだれもが付けている金属板がありました。それには「私は盗人だからここにいる。」とありました。
その女性には自分の罪に対する自責の念はありませんでした。「マダレーナ、君は何故ここにいるのかね?」と主は彼女に問いかけられました。「他人から盗むのは気になりませんでした。私の関心はただ自分の宝石を持つことと高価な香水をもっとたくさん手に入れることでした。綺麗になるためなら、どんな人からでも盗みました。」とマダレーナは答えました。
彼女の体から出入りするうじを見て、私は主の手を握り締めました。マダレーナは何かを探していました。私は主に尋ねました。「主よ、この人はあなたを知っていたのですか?」 主は答えられました。「はい、この人は私を知っていました。」
マッダレーナは辺りを見回して言いました。「主よ、私にあなたのことを語った女性はどこにいますか? 彼女はどこですか?私は15年間地獄にいるのですが。」とマダレーナは主に問いかけました。地獄にいる人たちは何でも覚えています。マダレーナは尋ね続けます。「あの女性はどこですか? 彼女の姿が見えませんが。」 私はマダレーナの体は一ヶ所に固定されていて、向きを変えることが出来ないことに気がつきました。彼女はほかの炎の中に神様のことを語った女性を探そうとしていました。主は言われました。「いいや、いや、彼女はここにいないよ。私のことを語った女性は、私と一緒に天の王国にいるよ。」
それを聞いたマダレーナは自らを炎の中に投げ込んで、なおいっそうひどく燃え始めました。金属板によると彼女は盗人でした。イザヤ書3章24節にある神の御言葉を見てみましょう。: 「こうして、良いかおりは腐ったにおいとなり、帯は荒なわ、結い上げた髪ははげ頭、晴れ着は荒布の腰巻きとなる。その美しさは焼け傷となる。」
主と一緒に歩き続けていると、私はうじがいっぱいたかった大きな柱を見かけました。そのまわりに赤熱した坂がありました。柱にはどこからでも見える明るく照らされた掲示板がありました。掲示板には「ようこそ、全て嘘つきと陰口をたたく人たちよ。」とありました。坂の終わりには沸騰する小さな池がありました。燃える硫黄のようでした。その時、全裸の人たちが坂を下るのが見えました。彼らが滑ると皮膚がむけて坂にこびりつきました。その人たちが沸騰する池に落ちると、彼らの舌が大きくふくらんで破裂しました。そして、舌があった所にうじが現れました。それが彼らの拷問の始まりでした。詩篇73章18-19節の御言葉はこう言っています。「まことに、あなたは彼らをすべりやすい所に置き、彼らを滅びに突き落とされます。まことに、彼らは、瞬く間に滅ぼされ、突然の恐怖で滅ぼし尽くされましょう。」
それを見た後、私たちは地獄から戻されました。皆さんに申し上げます。天国と地獄は私たちが知っているこの世界よりももっと現実的です。どちらに行くかを決めるのはあなたです。イエス様と一緒に永遠に過ごすか、燃える地獄に行くかです。主イエス様は私たちにこう語り続けておられます。 「聖くなければ、だれも主を見ることができません。聖くなければ、だれも主を見ることができません。」(ヘブル書12章14節)ですから、私もあなたに同じことを言います。「聖くなければ、だれも主を見ることができません。」
つづく
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