んでも、近くの日光は涼しかんべ、今頃は。ファミリーで戦場ヶ原でキャンプすたす。
そすておらは西に居るけんどもなつかすい北国ば思う。
出羽の扇状地、しゃまがたはあじかったよ。ガキのとき初恋すた場所だべっちゃ。
ああやんだ、これ以上は言わせねでけろ、半兵衛だよん。あじなっす。

そすて、つねに海洋の風が吹き抜けるウチナーぬ夏、こっちゃは涼しかったす。
毎日ゴーヤーとヘチマー食ってＶ8のジュース飲んで、んでサバをまるごと一匹食べてたさあ。

神戸はだいたい存在すねえ100歳長寿者の町だす。今ゴーヤーとウリとスイカば窓さは這わせて扇風機のみで生きる毎日だす。だども、成長不足で実がようぐはなんねえす。肥料ばやんねもんで。日陰さえ作ればよしとすんべ。

昆虫媒体で日本もそろそろマラリアかデング熱かはたまたエボラ王国だべなっす。
いつから熱帯さなったんだべな、この島国は。

ま、あちい、あちい、あちこうこうって叫んでるあいだにやがて酷暑は去る。
それとともにおらみてな年寄りも貧窮きわまり熱中症で昇天だ。

先日キャンプ行ったどもにゃ、夜中にテントの中さ熱風がはいってきよったとばい。

政治も熱くなてきもしたどな、おまんさあ。

「昆畜生」行き詰まってんだべ。

概念から先にゆぐと、小説は破壊されんべね。
「事実」だよ、「事実」。
架空の事実で読者さイエスば求めるべす。
おもすいべよ、昆虫が活躍する「ヒューマノイド」の世界。

ありえないこつばありえる「事実」とすて描く、ほいが小説家だべね。
松本清張も「ウソばいがに事実のように描くか」、つまり小説家はうそつきでねばなんねえ、っつ。つまり、この能力が不足すると、「創造力」枯渇っていわれる。
小説家にとっちゃ致命傷だべ。

ま一度言う、概念からはいるとゆきづまるよ。

昆虫が人間（メス）ば犯して昆虫人ば作る。特異な遺伝子構造が結束すて、ハエならハエ男（聞いたことあんなす）、ハエ男がどだら活躍すんべす？ブンブンブン、メスの人間さすか近づかねえ、んで、交尾すてはあ。ゴキブリでもええすが。正真正銘のゴキブリ亭主なんってえ、身近だすな。

おら、ナメクジさ興味があんだすがや。冷血で、ええなす、猛暑も乗り切れる。

熱い中の妄想だす。

話は変わるんだども、おらの故郷のミヤザッの小林っつうとこさおらの家があっただす。ほれが高速道路「宮崎自動車道」さかかって、おらのなつかすい家もねぐなった。その悔しさは愚民党ちゃんの思いと一緒だつ。「故郷の廃屋」ではねぐて、消えた故郷だべね。道路の下さなったっつうだけで、重しをのせられたみてで、胸がいまだに苦しい。

音楽板の故郷編、感動してますた。

半兵衛