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今回は3つの話題について書く。あまりに膨大な情報があり整理して書く機会を失っていたが、メキシコ湾の原油流出事故で変化があったようなのでこれを紹介する。
次に、7月16日前後から70000を越えるブログが合衆国政府の命令で閉鎖されているとの情報がある。それを検証する。
最後に、前回約束したクリフ・ハイの「Coast to Coast AM」出演時の発言を紹介する。
メキシコ湾原油流出事故の新展開
流出原油の拡散はいまだに続いている。以下が最新の衛星写真だ。流出の大きさが確認できる。黄色い線で囲った部分が流出原油の広がりである。
写真に出てくる英語標記の日本語訳を記しておく。
OIL SLICKS AND SHEEN - 原油漏れと油面の広がり
NATURAL OIL SEEPS - 原油の自然な漏れ
一方、原油流出事故には解決の糸口がはっきりと見えてきた。これがどのような方法なのか、周知なことだろうが、一度確認しておく。
まず、「スタティック・キル」という方法で流出口に巨大なケーシングを取り付け一時的に流出を止めた後、近くの海域からリリーフウェルと呼ばれる油井を2つ建設し、両方の油井から原油漏れを起こしている油井に向かって横に掘り進む。油井に到達したら、漏れを起こしているパイプラインにセメントを流し込み、永久的に油井を閉鎖してしまうという方法だ。以下の図がそうである。
2度にわたるハリケーンの襲来にもかかわらず、リリーフウェルの掘削は計画通り進み、流出を起こしている油井にほぼ到達した状況だ。来週からは油井を永久に閉鎖すべく、セメントの注入が始まることになっている。
リリーフウェルの壁が一部崩落
そのようなとき、リリーフウェルの内壁の一部が40フィートにわたり崩落しているのが発見された。沿岸警備隊提督、サッド・アレンは、破片を回収するのに24時間から36時間かかるが、たいした事故ではないと発言した。
しかし、そうではないと見るむきも多い。もしリリーフウェルの内壁が崩壊したまま流出を起こしているパイプラインに接続すると、そこから原油の新たな流出が生じる可能性があるという。そうなった場合、毎日24000バレルの原油流出があるだろうと見られている。
いずれにせよ、リリーフウェルの内壁の崩壊が、公式発表のように特に問題はないのか、またはこれが新たな流出の引き金になるのか時間がたつと分かるだろう。
メタンガスの漏れ
さらに、原油の流出は止ったものの、メタンガスの漏れが発生している可能性が指摘されている。メタンガスと思われる泡のようなものがカメラで捉えられ、ユーチューブにアップされている。
漏れは流出を止めるために設置されているケーシングの近くで起こっている可能性がある。流出口の上には流出を止めるための巨大な装置がそびえたっているような状態だ。メキシコ湾の海底は柔らかく不安定なので、設置されている装置は少しづつ傾きつつあるともいわれている。もしメタンガスが噴出するようなことがあると、海底はさらに不安定となり、装置全体が倒壊する可能性も否定できない。事実、「ニューズウィーク」などでもこの危険性は指摘されている。
いずれにせよ、そうなるのかどうか時間がたって見ないと分からない。これからも注目する必要がありそうである。
ブログの閉鎖命令
すでにこのブログの投稿欄でも紹介されたが、7月16日前後に、ウェブホスティングサービスの「バーストネット社(BurstNet)」が提供しているブログサービス、「ブロゲトリー(Blogetery)」が閉鎖され、同サービスに登録している約73000のブログが閲覧不能となっているとの情報がネットを駆け巡った。この閉鎖命令は合衆国政府から出たものであり、ブログの言論統制が本格的に始まった可能性指摘されている。
事実、多くのブログが閉鎖されていることはさまざまな記事から確認できるので、おそらくなんらかの理由でブログの閉鎖が相次いでいることは間違いないだろうと思われる。
CNETの記事
しかし、健康保険法案を巡って数百万人のティーパーティー抵抗運動が個人の自由を守るとのスローガンで組織される国がアメリカである。もし、これが政府の閉鎖命令で実施さたとなれば大変な騒動になるはずだ。だから、本当に合衆国政府による閉鎖命令という強権発動が理由でこのようなことになったのかどうかはきちんと裏を取って見たほうがよい。
そのようなとき、ITニュースを配信している最大手のメディア、CNETがこのブログ閉鎖に関する詳しい記事を掲載した。結論からいうと、ブログの閉鎖には政府は特に関与していないようである。
閉鎖の経緯
ことの発端は、FBIからバーストネット社に送られた警告のレターである。このレターには、「バーストネット社が主催するブログサービスのブロゲトリーには、キッチンで爆弾を製造する方法の紹介やアルカイダ要員のルクルートを行うブログ、さらには個人名を特定して暗殺を予告するブログなど危険な情報を流すサイトが多い」とし、「裁判所命令が出る前に、これらのブログの情報をFBIに対して公開するか」または、「危険なブログを自主的に閉鎖するように」勧める内容であった。
むろん、FBIが自主的に閉鎖を勧告しているのはブロゲトリーに登録しているすべてのブログではない。FBIが危険な情報を流していると判断したブログだけである。
CNETの取材によると、FBIからのレターを受け取ったバーストネット社がパニックし、必要もないのにブロゲトリー全体を閉鎖してしまったということのようだ。このため、ブロゲトリーに登録しているすべてのブログの閲覧が不可能になったというのが真相であるようだ。
今回のブログの閉鎖は合衆国政府命令などではなく、サービスを提供している会社のパニックが原因であったことになる。ということは、今回の騒動には米国政府の閉鎖命令などは発令されておらず、ネットでいわれているような言論統制などもないことになる。その点では安心してよいのかもしれない。
本当になにもないのか?
しかし、この事件の真相はCNETが取材した通りであったとしても、本当に安心してよいのだろうか?言論統制を目的にしたブログの閉鎖などということはないと考えてよいのだろうか?
クリフ・ハイの発言
7月26日、「Coast to Coast AM」に出演したクリフ・ハイは名物司会者のジョージ・ノーレイのインタビューに応えて次のように発言した。
・ブログの閉鎖が相次いでいるようだが、ウェブボットプロジェクトに影響はないのか?
確かにブログの閉鎖は相次いでいる。すでに大きな影響が出ている。オーストラリアとニュージーランドからのデータが完全に途絶した。いまイギリスでも同じことが進んでいる。むろん、これも事故ではない。影の支配勢力の計画の一部である。
・なぜそのようなことをするのか?
ウェブボットは集合無意識の内容を収集しているが、集合無意識の内容がすべて現実化するわけではない。現実は人々の心のちょっとした変化ですぐに影響を受け、変化してしまう。ということは、多くの人が将来に起こる可能性のある危機を知るようになればなるほど、人々の心的なエネルギーの発散によって、現実化が回避されるということだ。
したがって、影の支配勢力は大多数の人々を無自覚な状態に止めおくことに強い関心をもつのだ。無自覚な人口が大きければ大きいほど、将来の計画は心的なエネルギーの影響を受けることが少なくなり、実現する可能性は高くなる。
そのため、多くの人々に真実の情報を流すブログの存在は目障りなのだ。
以上である。
ウェブボットは世界各地の英語圏、ドイツ語圏、ロシア語圏のサイトにスパイウェアを忍び込ませ、データを収集している。クリフ・ハイはデータを収集していたオーストラリアとニュージーランドのサイトが閉鎖され、データが取れなくなったと言っているのだ。
これは一体なにを意味しているのだろうか?やはり、われわれのまったく気づかないところで、ブログの閉鎖が進んでいるのだろうか?
情報が入り次第お伝えする。
クリフ・ハイの発言
最近、HP上で地震の緊急警告を掲載したクリフ・ハイは「Coast to Coast AM」に出演し、以下のように発言した。すでに一部は有料メルマガに掲載した。内容は、8月10日から14日に配信される最新報告書「来るべき未来の形0巻7号」の内容を先取りである。
「笑う男」のキーワード
まず、司会者のジョージ・ノーレイは、ウェブボットの過去の報告書で予告されていた内容が的中したことを指摘し、詳しい解説を求めた。
的中した内容とは「笑う男」のキーワードである。2010年6月21日配信「来るべき未来の形0巻6号(予言解説書14)」には以下のようにある。
・「手をたたいて狂ったように笑う男」のキャラクターが出現する。このキャラクターは主要メディアでも取り上げられる。このキャラクターは、状況の悪化に対する人々の恐怖を象徴的に表現したキャラクターだ。
「フェイスブック」という全米最大のソーシャルネットワークがある。7月半ば、ここに掲載されている多くの個人のプロフィールがハッキングされ、すべて以下のような「笑う男(Laughing Man)」と呼ばれるビデオに書き換えられた。
これはウェブボットの報告書の内容に近く、「手をたたいて狂ったように笑う男」のキャラクターが出現したと見ることができる。
アフガニスタン派遣軍、マクリストル司令官の罷免
6月24日、米国、アフガニスタン派遣軍のマクリスタル司令官は、「ローリングストーンズ紙」でオバマ政権を公然と批判したことを理由に解任された。
これは、2010年3月12日配信「来るべき未来の形0巻4号(予言解説書13)」の以下のような記述が的中したのではないかという。
・ 政治家のパニックは春から夏にかけてどんどん激しくなる。そのとき、米軍の高官から悪口が浴びせられる事態も起こるが、これが政治家のパニックが頂点に達する転換点になるはずだ。
もしこの記述がマクリスタル司令官のオバマ政権批判を指しているのなら、上の「政治家のパニック」は、もはや収拾がつかなくなったアフガニスタンに対するものであろう。
その他の重要発言
その他、番組の中では以下のような重要な発言を行っている。
・今年の後半に何があるのか?
われわれのデータでは、8月から11月にかけて経済の本格的な崩壊が始まることになっている。しかし、経済の自然なメカニズムで崩壊するのではない。これは意図された崩壊だ。ロスチャイルドなどの影の支配勢力が、かねてからある計画を実施するのだ。
崩壊のシナリオの実施には合図があった。合図はすでに出されている。5月9日、ダウははっきりとした理由が分からないまま1900ポイントもいきなり下げたが、あの下げが合図なのだ。これから、デリバティブなども大崩壊する流れに入るだろう。
・彼らが経済を崩壊させる意図は何なのか?
影の支配勢力は、11月に核戦争に至る戦争の準備を行おうとしている。国民を戦争へと追い込むために経済を崩壊させるのだ。これは核戦争をさらに越えたひどい戦争になると思う。
戦争の実施時期だが、おそらく11月9日、10日、11日の期間だろうと思われる。影の支配勢力は数字の語呂合わせに隠れたメッセージを込めることを好む。この日程は9・11の逆である。
以上である。
他にも太陽の異常な活動など、興味深い発言をしていたが、次回の記事にでも紹介する。
続く
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