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IKAROSの打ち上げ5/17間近に http://www.asyura2.com/10/bd58/msg/218.html
小型ソーラー電力セイル実証機 イカロスについて ソーラーセイルは、超薄膜の帆を広げ太陽光圧を受けて進む宇宙船です。ソーラー電力セイルは、帆の一部に薄膜の太陽電池を貼り付けて大電力発電を同時に行います。この電力を用いて高性能イオンエンジンを駆動することで、ハイブリッド推進を実現し、効率的で柔軟なミッションが可能となります。 2010年5月に打ち上げ予定の小型ソーラー電力セイル実証機(IKAROS=Interplanetary Kite-craft Accelerated by Radiation Of the Sun)では、帆だけで宇宙空間を航行できること及び薄膜太陽電池で発電できることの世界初の実証をめざします。IKAROSは、H-IIAロケットにて金星探査機「あかつき」(PLANET-C)と相乗りで打ち上げられます。 IKAROSのミッション H-IIAロケットで種子島宇宙センターから打ち上げられたIKAROSは、その後、惑星間軌道上で、太陽指向でスピン分離します。数週間で膜面を展開し、薄膜太陽電池による太陽光発電を実現します(ミニマムサクセスレベル)。打ち上げ後半年間でソーラーセイルによる加速・減速を確認し、膜面の方向を調整して軌道制御を実施します(フルサクセスレベル)。 IKAROSの膜面 IKAROSの膜面は差し渡し20mの正方形で厚さはわずか0.0075mmのポリイミド樹脂です。膜面には、薄膜太陽電池だけでなく、姿勢制御デバイスや理学観測用センサも搭載され、さまざまな試験・観測を行います。 将来計画 2010年代後半に計画されている中型ソーラー電力セイル探査機では、高性能イオンエンジンを搭載します。直径50m級の膜面による光子加速と組み合わせて、木星およびトロヤ群小惑星をめざします。 ソーラーセイルについては、米国・欧州でもミッションを検討中ですが、日本が先行して実施し、太陽系大航海時代を先導します。また、薄膜太陽電池については、宇宙太陽光発電の電池開発の先駆けであり、商業利用や地球環境に貢献します。 国立天文台などによると、金星は7月ごろまで夕方の西の空に見つけやすくなっている。見かけ上、月と毎月のように近づいているが、この日は大接近で、東南アジアでは金星が月に隠れる「金星食」になった。 一方、宇宙航空研究開発機構によると、「あかつき」を打ち上げるH2Aロケットはこの日、17日早朝からの機体移動を前に点検が行われた。天候などに問題がなければ、18日午前6時44分に発射される。ロケットには「あかつき」のほか、宇宙帆船「イカロス」や大学が造った超小型衛星4機も相乗りする。(東山正宜)
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