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転載:メキシコ湾石油流出事故はチェイニー副大統領のせい? http://www.asyura2.com/10/bd58/msg/170.html
アメリカ経済ニュースBlog 様 5月2日記事 (以下に全文転載) 米南部ルイジアナ州沖の石油掘削基地で起きた爆発事故により原油がメキシコ湾に流出している問題で、油膜が4月30日に同州海岸に達し、環境被害の懸念が広がっている。海底からの流出は止まらず、漂着防止作業も難航。事態は収拾のめどがたっていない。 Source: 朝日新聞 深刻な自然破壊が懸念される、この原油流出事故。 史上最悪の原油流出事故の一つとなるのは間違いないでしょうが、多くのメディアで報道されていないのが、なぜ原油流出を止められないのかという点です。 ノルウェーやブラジルなど石油産出国では「アコースティックスイッチ」という石油流出防止装置が設置が義務付けられているのですが、今回の事故を起こしたBPの海上油田では設置されていなかったのです。 なぜ?ほとんどの国で、石油流出防止装置が義務付けられているのに、なぜアメリカだけOKなのか? それは、ブッシュ政権下にあったチェイニー副大統領による規制緩和により、アメリカの海上油田開発では石油流出防止装置を設置しなくても良くなったのです。 チェイニー副大統領は、石油開発事業のハリバートン社の元CEOでもあり、石油利権にとても近かったとされる人物。そして今回の油田開発でもハリバートン社が深くかかわっていました。 この石油流出防止装置(アコースティック)は、海底に設置され、石油流出がおきてもリモートコントロールで海底の元から穴を塞ぐことができるスイッチとなっています。 万が一に流出事故に備えることを考えれば、環境保護の観点でいえば重要な装置といえます。 この石油流出防止装置(Acoustic Switch)の設置コストは、たった50万ドル。 BPは、そのコストを節約したがために、石油流出を止められず、史上最悪の環境破壊を引き起こしてしまうことになりました。 チェイニー副大統領は石油会社に有利な規制緩和を実施。 そのため、重大な環境破壊を引き起こしてしまった両者の罪は重いです。 追伸 ちなみに、BPの本社があるイギリスでは、アコースティックスイッチ設置の義務はないそうです。 (以上、転載終了)
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