http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20100208ATGM0800P08022010.html

サウジアラビア国防航空省は６日、軍の装備品の資機材や原料などについて、国内製品も調達する方針を明らかにした。現在は装備品を全面的に輸入に頼っているが、兵器などを除く一部の入札に国内企業の参加を認める。ロイター通信が伝えた。

　国内の軍需産業を育成し、コスト削減につなげるのが目的で、同省と財界首脳による委員会を設け、国産化の推進を協議する。当面はプラスチック製品や配管類、ジェットエンジンのカバーやバッテリーなど約１万5000品目で入札参加を許可する方針という。

　サウジは世界有数の兵器や軍装備品の輸入大国で、欧米軍需産業にとって極めて重要な市場の一つ。国内企業の入札参加範囲は徐々に高度な製品にも広げてゆく方針だが、兵器や重要装備品は輸入に限る考えで、欧米にとっての市場の重要性は変わらなさそうだ。(12:01)

コメント
01. 2010年2月09日 17:07:51 流石にオイルダラーでさえも、軍産エネルギー複合体の法外な値段設定に音を上げたか？ それにつけても、自衛隊の我慢の良さよ。 国民の懐がどんなに痛んでも、構わないと考える非常さは相も変わらず戦前以来の伝統だ。
02. 2010年2月12日 02:22:33 01さんに補足させてください。 ついでに、三菱重工が法外な値段をつけている米国戦闘機の「ライセンス生産」も意味不明です。 それにしても、中東湾岸諸国に大量の武器が売られまくっている状態は、非常に心配です。 今年のドバイ航空ショーも大盛況だったようです。 パレスチナ、アフガンやパキスタンで市民を殺しまくっている無人機が特に注目されていたようです。

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