中国の外交手段というものは、イランでは完全に通用してないし
北朝鮮においても、まったく相手にされていない。
このような、予防線のない外交は外交とは呼べない。
これで、外交政策が破綻したら、中国政府はその責任を持つことができるのか？

http://www.nhk.or.jp/news/k10015483971000.html#

世界の主な国の政治家や専門家が安全保障問題や外交政策について話し合う国際会議が、ドイツのミュンヘンで始まり、初めて参加した中国の楊外相は、イランの核開発問題で、制裁強化に傾く欧米諸国とは一線を画す姿勢をあらためて示しました。

中国の楊外相は会議の冒頭で演説し、イランの核開発問題について、「イランは、イランの低濃縮ウランの国外移送と燃料棒との交換というＩＡＥＡ＝国際原子力機関の提案を完全に拒否しているわけではなく、地域の安定を維持するためにも、この問題は外交手段で解決すべきだ」と述べ、欧米諸国がイランに対する制裁強化に傾くなか、制裁には否定的な姿勢をあらためて示しました。また、アメリカが台湾に最新鋭の武器を売却する方針を発表したことについては、「中国とアメリカが結んだコミュニケに違反しており、撤回を望む」としたうえで、もし実施されれば対抗措置を取る考えを示しました。中国の外相がこの国際会議に参加したのはことしが初めてで、国際政治や経済における中国の地位の高まりを反映したものとなりました。 　

コメント
01. 2010年2月08日 17:05:04 「軍事的強制力で脅しを掛ける事が外交である」と考える米国崇拝の野蛮人はさて置き。 （ま、だから普天間でも、自民党の取る態度は「脅され役」兼「国民を脅す役」なんだが。） ハンス・ブリクス元国連大量破壊兵器査察委員長が「フセイン大統領（当時）との間で査察再開は約束済みで、もう少し開戦が遅ければ大量破壊兵器がイラクに存在しない事は証明出来た。しかもブレアには査察再開と知らせてあった」と証言した今、イラク戦争の米英に依る開戦が実は早過ぎた事実は明らか。 それに学ばない欧米にこそ、むしろ今や下心があると疑われても仕方ない。 勿論、野蛮人の考え方は違うだろうが。

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