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北朝鮮への欲求は3つだ、 「無条件降伏」・「非核化」・「国連軍・韓国政府による金政権への軍事裁判」 http://www.asyura2.com/09/warb2/msg/649.html
戦争 始めたのはどっちだよ http://www.kcckp.net/ja/news/news_view.php?0+22516 平和協定の締結は冷戦の最後の遺物を 朝鮮で戦争の砲火がやんでから半世紀もはるかに過ぎ、世界的範囲で冷戦が終息してからも20年になる。 しかし、これまで朝鮮半島では冷戦の産物である古い停戦体系がそのまま稼働して、戦争でも平和でもない不安定な状態が持続している。 平和と発展、安全を基本主題とする21世紀に、世界的な政治、経済、軍事活動の最も重要な拠点であるアジア太平洋地域に一触即発の戦争の要因が恒常的に存在するのは、現時代の発展の基本的趨勢に合致せず、誰にも利益はない。世界の停戦史にその類を見ない長期にわたる朝鮮半島の停戦状態は、今日、東アジア地域は言うまでもなく、アジア太平洋地域の安全を脅かす爆発寸前の時限爆弾も同然である。 停戦は戦争の一時的中止、敵対行為の中止を意味するものであって、決して戦争の終結にはなり得ず、平和を保証することもできない。 今日、地球上のどこにも朝鮮半島でのように半世紀以上も、技術的に戦争状態にある地域はない。 第1次世界大戦の終結時、諸国間に締結された停戦と関連する協約は、およそ6カ月から2年以内に、第2次世界大戦の終結と関連する協定は、数年内、長くて10年以内にすべて平和協定(講和条約)に替えられた。朝鮮半島を取り巻くこの地域では、大国の戦略的利害関係による軍拡競争が先鋭化し、恒常的な戦争の危機がつくり出されている。 世界のどこにも、この地域のように膨大な戦略武力が集中的に展開されており、毎日のように合同戦争演習をはじめきな臭い軍事行動が繰り広げられている危険地域はない。 とくに長い間停戦が持続している本拠地である朝鮮半島における情勢の不安定は、さまざまの戦争危険をはらんでいる。 停戦協定が調印された板パン門ムン店ジョム区域は、交戦関係にある双方の軍人が50pのコンクリート分離線を挟んで銃口を向け合っている鋭い軍事接点地域となっており、ここでは武力衝突事件が数回も発生している。いま国際社会の憂慮を呼んでいる朝鮮西海の前線海上での頻繁な軍事衝突も、単なる偶発的な事件ではなく、古い停戦体系によって生じたものである。 朝鮮半島で停戦がいかにかろうじて維持されてきたかは、数十万件に達する停戦協定の違反行為のために開かれた軍事停戦委員会の会議が数百回に達するという事実からもよく分かる。 地域の最大のホットスポットとなっている朝鮮半島で対決と衝突を終わらせ、永久的な平和と安全を保障するためには、朝米間の停戦状態に終止符を打ち、平和保障体制を樹立しなければならない。 平和協定の締結は、朝鮮半島の平和的環境づくりのための第一歩である。これは決して朝鮮半島の非核化とかけ離れた別個の問題ではない。平和体制の樹立問題が解決されれば、朝鮮半島の平和過程を保証する他の諸問題もスムーズに解決される。 これまで朝鮮半島の非核化のための6者会談をはじめ一連の論議が紆余曲折を経ながら6年間も行われてきたにもかかわらず、失敗を重ねたのは、その原因が問題解決の順序にあるのではなく、根源的問題を正しく解決できなかったところにあることを示している。 当事者が武力で対峙している交戦状態では、いつになっても相手方への不信は消えず、いかなる問題の解決も期待できない。信頼を醸成して非核化をさらに推進していくというのが、わが共和国の平和協定の締結提案の基本的な主旨であり、立場である。 平和協定の締結は信頼醸成の始まりであり、その発展過程で朝米間の不信を解消し、相互尊重と平等の関係を築く契機となるであろう。 信頼醸成の問題こそ、停戦協定を平和協定に替えなければならない主な根拠となる。朝鮮半島の平和保障問題において、米国は歴史的責任を果たすべきである。 米国は、これまで協定締結の直接の当事者として朝鮮問題に介入してきたし、南朝鮮に対する軍事的統制権を行使している。 米国以外のいかなる国も停戦協定を平和協定に替える事業を肩代わりすることはできない。米国はすでに、数回にわたってわれわれを軍事的に威嚇したり侵略しないという公式の立場を表明し、平和協定を締結する用意を明らかにしたこともある。 米国が実際にわれわれと平和的に共存する意思があり、朝鮮半島の平和を望むならば、いまの停戦協定に代わる平和協定の締結に応じない理由や条件はなにもない。 平和に対する根源的な問題に背を向けては、いかなる合意もこれまでのような挫折と失敗の運命を免れることはできないというのが、朝鮮半島問題の解決過程における歴史的結論である。歴史が遺した問題は当然、歴史的眼識で解決されるべきである。平和協定の締結は、朝鮮半島における軍事的対決と戦争の危険を取り除き、強固な平和を保障するための鍵である。 今こそ、停戦協定を平和協定に替えるべき最も適切な時期である。 今日、世界は対決ではなく和解と協力、発展が基本的趨勢となっている歴史発展の新たな転換期を迎えている。 世界各国と地域では、恒常的な平和と安全のためのさまざまな安保構想が発起され熟成している。こうした時期に、わが共和国は平和協定の締結に極めて大きな意味を付与している。 ここには、平和協定の締結によって、非核化をはじめ朝米関係において提起されるすべての問題をスムーズに解決し、朝鮮半島ひいては世界の平和と安全のための確固たる保証をもたらそうとするわが共和国政府の原則的立場が反映されている。 米国は、朝鮮半島の平和保障を求めるわが人民と時代の要請に背を向けるのでなく、大勢に従うべきである。米国が変化した情勢と歴史発展の流れを正しく評価し、米国の利益と世界の平和を愛する人民の志向に即応して、対朝鮮政策を大胆に切り替える政治的意志をもつならば、平和協定の締結問題は順調に解決されるであろう。 米国が本気で朝鮮半島の問題を解決しようとする姿勢をとるならば、それはいま考えているように複雑な問題にはならないであろうし、返って考えているより容易に解決されるであろう。 平和体制の樹立問題がスムーズに解決されるかいなかは、関係諸国の態度のいかんにもかかっている。 朝鮮半島の平和と安定を守ることは、関係諸国の利益とアジア太平洋地域の国々の共通の利益にも合致する。平和協定の締結問題は、一方が他方に恩恵を施したり代価を払う問題ではなく、朝米双方と国際社会にともに有益であり、世界の平和の発展に実質的に寄与する結実ある政治的問題である。平和協定問題に対する態度と立場は、朝鮮半島を含むアジア太平洋地域での恒常的な平和を望むか望まないかを判別する試金石となるであろう。 米国は今日の歴史的趨勢と情勢の発展推移を直視し、一日も早く停戦協定を平和協定に替える決断を下すべきである。
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