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タリバンとの戦争が終結する動きが出てきた (ROCKWAY EXPRESS ) http://www.asyura2.com/09/warb2/msg/633.html
http://rockway.blog.shinobi.jp/ タリバンとの戦争が終結する動きが出てきた (写真)タリバンとの和平の可能性を語るマクリスタル将軍 ◆1月28日 ロシアが同意することで、元タリバンの指導者だった者たちが、安保理から課せられていた制裁措置を免れることになった。
このロシアの行動は劇的な変化を意味している。ロシアはここ何年も欧米政府の要請していた、タリバンメンバーをテロリストから除外することに反対していた。10年以上前から、安保理が制裁を課したタリバンのメンバーが除外されたことはなかった。 最近は、アフガンとアフガンのカイ・エイデ国連特使は、安保理に対し、元タリバン高官の何人かに対する制裁措置を撤回するよう要請していた。アフガンのザヒール・タニン国連大使は、彼らのことを「暴力を放棄し、和平交渉に参加する意欲を持っている」と述べていた。 タリバンとアル・カイダに対する制裁の実施を監視してきた国連の委員会の議長を務めるリチャード・バレット氏によると、このテロリスト・リストからの除外という措置は、安保理の反タリバン制裁の広義の見直しの一部である、という。安保理は死んだ戦士のリストや、新しいテロリズムの容疑者を増やすなどの失敗で批判されてきていた、という。 ロシアの動きは、「リストが最新のものであり、現実を反映したもの」であることを確約するものになる、とバレット氏は語った。またリストから除外するということは、「タリバン戦士の姿勢の変化があれば、それで制裁からの免除に繋がり、アフガンの将来のために全面的に参加できるようになる」ことを示すものだ、と語った。 安保理は、1998年8月に起きた東アフリカでの米大使館の爆破事件を計画した容疑者オサマ・ビン・ラディンを引き渡すことを拒否したタリバンに対し、1999年10月制裁を課すことを承認した。タリバンの100人以上の指導者らが2001年1月に制裁リストに上がった。 2001年9月11日同時多発テロ事件以来、アメリカはこのリストを、アル・カイダメンバーとみなされる者たちに拡大した。この制裁措置は、旅行の禁止、武器の禁輸措置、500人以上のテロリスト容疑者への資金提供などを含む。 この数年間、何人かの元タリバン政府メンバーらはカルザイ政府に参加するようになっていた。しかしロシアは繰り返し、元タリバン・メンバーに対する制裁措置の除去というアメリカの動きに反発していた。 しかしロシアが今回、以上のような変化を示したので、この制裁措置は、タリバン政権で外務大臣だった、ワキル・アハマド・ムッタキルと、アブドゥル・ハキム・モニブ元高官は制裁措置を免除されることになった。その他には、ファズル・モハマド・ファイザン氏、シャム・ウス・サファ・アミンザイ氏、モハマド・ムサ・ホタク氏が免除された。 ロシアの決定は、タリバンのメンバーとの政治的和解が「可能であり良い考えである」という新しい考え方を反映している、とアフガン・パキスタン平和研究所理事長であるアレクサンダー・サイアー氏は語る。制裁リストからタリバンの名前を取り除くことは、捕虜交換に似たものだ。安保理側の誠意を示す良いサインであり一つの具体的動きだ」
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