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(回答先: Re: 【イラク侵略戦争:後世の歴史が証明したw】イラク戦争、国際法に違反 英外務省幹部が証言 投稿者 官からアメリカ人へ 日時 2010 年 1 月 27 日 12:31:41)
英のイラク戦争調査委 ブレア氏29日 証人喚問
2010年1月25日 朝刊
【ロンドン=松井学】イラク戦争は正当化できるのか−。英国でくすぶる批判を受けて、開戦経緯を検証している独立調査委員会が二十九日、二〇〇三年に参戦に踏み切ったブレア前首相に公聴会で証言を求める。戦争の大義とされた大量破壊兵器の情報などをめぐり、前首相の説明は二転三転しており、在任中に着せられた「うそつき」の汚名をすすぐ主張を通すのは、容易ではなさそうだ。
調査委は「何が誤っていたかを徹底調査する」(チルコット委員長)と呼び掛け、政策決定にかかわった政府や軍関係者、政治家を昨年秋から証人喚問してきた。
前首相に対しては、ブッシュ前米大統領との間で開戦前にどのような合意があったかや、大量破壊兵器についての情報をゆがめた疑惑をただす見通しだ。
ブレア氏は英米同盟を重んじ、世論の批判を押し切って戦争に突き進んだ。
しかしイラク戦後復興の失敗もあって求心力は低下、国民の政治不信を広め、外交への国内外の信頼も揺らいだ。
イラク参戦の問題に詳しいロンドン大学のフィリップ・サンズ教授(国際法)は「ブレア氏の証人喚問には、英国民が失った国への信頼を取り戻せるかがかかる」と指摘。公聴会では(1)参戦を決めたそもそもの動機(2)戦後復興計画がなかったのはなぜか(3)開戦を判断した情報の精度−に注目する。
独立調査委員会は今後、開戦時に財務相だったブラウン首相にも二カ月以内に公聴会で証言を求める。現政権が調査委を設けた背景には野党や世論の批判をかわす「ガス抜き」の狙いもあったが、ブレア証言でずさんな開戦準備や対米追従の実態がはっきりすれば、不人気の現政権に一段と影を落とす可能性がある。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010012502000088.html