★阿修羅♪ > 戦争b2 > 626.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
イラク戦争 “侵略の罪”警告
1月27日 11時15分
7年前のイラク戦争を前に、イギリス外務省の法律家チームが当時のブレア政権に対して、国連安全保障理事会の決議なしに戦争に踏み切ることは国際法に違反し、「侵略の罪」にあたると警告していたことが明らかになりました。
イギリスでは、イラク戦争を検証する独立調査委員会が当時の政府高官や軍幹部などの証言を聞き取る公聴会を開いており、26日にはイギリス外務省の首席と次席の法律顧問だったウッド氏とウィルムスハースト氏が相次いで証言しました。この中で2人は、外務省の国際法の専門家チームの一致した意見として、イラクに対する武力行使の根拠を明確に示す国連安保理の新たな決議がないまま戦争に踏み切れば国際法に違反し、「侵略の罪」にあたると警告していたことを明らかにしました。ブレア前首相は、これまで戦争の直前に当時の司法長官に政府としての公式な見解を求め、武力行使は合法と結論づけたと説明しています。これについてウィルムスハースト氏は、司法長官も当初は、新たな安保理決議がなければ戦争は違法との見解を共有していたものの、その後、立場を翻さざるをえない状況に追い込まれたとの見方を示しました。
http://www.nhk.or.jp/news/t10015239891000.html