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日米外相会談と普天間基地問題:アメリカなど怒らせておけばいいんだ
http://www.youtube.com/watch?v=AK63aBcw7Vg
http://www.veoh.com/browse/videos/category/news/watch/v196608914za7CWdG
アメリカとヨーロッパの政治評論家の二人の言説は余りに対照的だ。
「国際政治という点においては、日本はいわばアメリカの属国でした。
これは不健全な状態です。
私にはなぜ日本がワシントンの顔色をうかがうのか理解できません。
アメリカは怒らせておけばいいのです。
日本に不利益なんてありません。
日本を必要としているのはアメリカの方なんですから。
日本はアメリカの要求を完全に拒否できるのです。
それは他の国では当たり前のことなんです」
イラク戦争参戦を拒否した独仏はアメリカから何か不利益を被っただろうか。
それどころかNATOからアメリカの影響を低減させるべく独仏緊急展開部隊を創設までしている。
しかもそんな独仏にアメリカの側から擦り寄らざるをえないのが現実だ。
現在、問題となっているのは、日米安保を破棄するということでもなく、
在日米軍基地の全てを撤去するということでもなく、
普天間基地というたった一つの基地の閉鎖問題であり、
普天間閉鎖にはアメリカもかなり以前に合意しているのであり、
沖縄海兵隊のグアム移転はアメリカ自身の再編計画の一部だ。
普天間基地というたった一つの基地の閉鎖さえできないのならば、
それ以上のこと、もっと多くの基地の撤去等などできるはずがない。
米政権は、“最初が肝心”と考えてもいるだろう。
長い長い自民党政権が終わり、民主党主導政権が誕生した。
これまで通り、“ちょっと脅せば”言うことを聞く日本ならばそれでよし。
そうでなければ、言うことを聞くまで圧力を掛け続ける。
それでも駄目なら、アメリカも“ちょっと考え直す”かもしれない。
アメリカは東欧へのMD配備を撤回した。
ポーランドやオーストリアの政府とは合意文書を交わしていた。
一度合意文書を交わしたものを撤回している。
その代替措置として、黒海にミサイル・イージス艦を配備するから、
“大丈夫なのだ”ということで“面子を保”った。
普天間基地閉鎖でも、アメリカの“面子を保つ”方法を案出してやってもいいのではないか。