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もう一つの愚劣な戦争の遂行に関するグラベル元議員の悲嘆 - Chris Hedgesのコラム
〜マスコミに載らない海外記事より抜粋〜
http://eigokiji.justblog.jp/blog/2010/01/post-dad3.html
「オバマは偉大な大統領になれる好機を逸しました」グラベルは残念がった。「アメリカ人の50パーセント以上が、この戦争には反対なのです。彼は立ち上がって「我々は撤退する」と言えたはずなのです。議会など無視するのです。共和党など無視するのです。タカ派など無視するのです。ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストのような、タカ派の大手マスコミなど無視するのです。アメリカ国民が彼の側についたでしょうから、彼はそうした嵐も乗り切ることができたはずなのです。ところが彼は何をしたでしょう? 彼は[デビッド・]ペトレイアスと、[スタンリー・A・]マクリスタルのリーダーシップに屈して、完全な敗北者のシナリオを採用してしまいました。」
「夜、自分の子供たちを抱きしめる時、ベッドに寝かしつける時、同じような幼い少女が、アフガニスタンにもいて、殺害されたり、手足を失ったりしているのだ、ということを彼は考えなければいけません」グラベルは私に言った。「もしも、彼がそういう考え方が出来ないのであれば、彼の傲慢さには限りがないでしょう。ベトナム戦争の時、私はそれを上院で見ました。人は犯罪の直接性から自分を切り離してしまうのです。彼らは金のために投票します。彼らは政策に投票します。死につつある人々の写真は現実的ではないのです。もしも、あなたが私のとなりに座っていて、爆弾が破裂して、あなたの腕がもぎ取られたなら、現実的でないわけがありません。身の回りの出来事なのです。ロバート・グリーンウォルドの映画“アフガニスタン再考”を見ました。胸が引き裂かれます。ところが、オバマのリーダーシップ下のアメリカは、この犯罪の当事者です。目を閉じてみてください。マスコミの声を聞いみててください。評論家の発言を聞いてみてください。美辞麗句を聞いみててください。またもやベトナムの繰り返しです。アメリカの死活的利益と、ドミノ理論との違いは、一体何でしょう? 我々がアフガニスタンから撤退したとて、我々がベトナムから撤退した時と同じ程度の重みしかないでしょうに。」