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普天間打開に手詰まり感=平野官房長官、沖縄視察も展望開けず【時事ドットコム】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010011000117
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題の解決に向けた平野博文官房長官の就任後初の沖縄訪問が10日、終わった。
米軍基地視察など一連の日程をこなし、平野長官は記者会見で「(沖縄の)実情を見た上での発言、意見集約ができる」と訪問の成果を強調した。
一方、仲井真弘多知事はきっぱりと県外移設を求め、米側は同県名護市辺野古に移設する現行計画の履行を要求。
期限とした5月までに事態をどう打開するか、平野長官には手詰まり感も漂っている。
「県民は県外移設を強く望んでいる。
そういう方向を含め答えを出してほしい」。
仲井真知事は9日、県民の期待が盛り上がっている現実を平野長官に突き付けた。
一時は条件付きで現行計画を受け入れる考えを示してきた仲井真知事だが、鳩山政権が県外移設も検討すれば、県外を強く求めるのは当然の立場だ。
政府・与党の沖縄基地問題検討委員会の委員長である平野長官は会談で「知事の決断をお願いするかもしれない」とも発言。
同席した県幹部は、移設先の結論が県内になる可能性を示したものと受け止め、会談後、「政府方針は現行計画に戻ることもあり得るのではないか」と警戒感を示した。
米側が「現行計画が最善」と譲る気配を見せておらず、平野長官も移設先について「ゼロベースで検討する」と繰り返すが、決して辺野古は排除していないからだ。
平野長官は知事に、県民の負担軽減に努めることを約束しつつも、「百パーセント満足してもらえるかどうか」とも漏らした。
地元も米側も納得する新たな移設先を見つけるのは至難の業。
現行計画が維持されるか、白紙となるか予断を許さないが、平野長官は今回の沖縄訪問で普天間問題の展望が開けない現状を身に染みて感じたかもしれない。
(2010/01/10-18:27)
【地には平和を】無条件即時撤退をアメリカに言え!移設先など必要ない。