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http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2010010102000071.html
【ワシントン=嶋田昭浩】米CNNテレビは三十日、複数の米高官の話として、米・イエメン両国が、デルタ機爆破テロ未遂事件の報復のためイエメン国内で攻撃目標の特定を進めていると報じた。国際テロ組織アルカイダ系勢力「アラビア半島のアルカイダ」が事件への関与を認める声明を出しており、関連施設のうちテロ計画にかかわった拠点の確認を行っているという。 米国防総省当局者は同日、本紙の取材に「将来の作戦については話せないが、テロリストを追い詰めるために必要な行動をとる」と述べた。ロイター通信によると、国防総省の別の当局者はCNNの報道について「ひどい誇張。同盟国と協力しながらアルカイダを捜索している」と慎重な姿勢を示した。 CNNによると、両国間で新たに非公表の合意ができ、米国はイエメンの同意を得た上で巡航ミサイルや戦闘機などによる攻撃が可能になった。ただ、米国の役割については公言しないという。 一方で、CNNは、イエメンのキルビ外相が、アルカイダ拠点への空爆について「米国の支援は不要だが、攻撃にあたり技術と情報(の支援)が必要だ」と語ったと伝えた。 近く、米国が直接の報復攻撃に踏み切る可能性を指摘する専門家もいるが、軍事作戦への米国の密接な関与が明らかになると、イエメン国内で反政府感情が高まる恐れもあり、どこまで直接参加するかは流動的だ。 |