北朝鮮、不法入国の米国人拘束=人権活動家か−金総書記あての書簡http://www.jiji.com/jc/c?g=int&rel=j7&k=2009122900152 【ソウル時事】朝鮮中央通信は29日、「24日に米国人1人が(中国と北朝鮮の)国境地域を通じて不法入国し、拘束された」と伝えた。最近、北朝鮮の人権改善を求めて北朝鮮に入った米国籍の人権活動家の可能性があるが、同通信は「現在、該当機関で調査中だ」とするだけで、詳しいことは明らかにしていない。 核問題をめぐる6カ国協議再開に向けた米朝の交渉などで、北朝鮮がこの米国人の拘束問題を利用する可能性もある。 韓国の人権団体関係者によると、人権活動家のロバート・パク氏は25日、金正日労働党総書記にあてた書簡を持ち、中朝国境の豆満江を歩いて渡った。書簡でパク氏は、食料や医薬品などの支援のため国境の開放を要求。すべての政治犯の釈放と収容所の閉鎖など人権状況の改善も求めた。(2009/12/29-11:32) |