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(回答先: 朝鮮海軍司令部の報道官、「朝鮮は実力で西部海域にある海上軍事境界線を守っていく」【中国国際放送局】 投稿者 hou 日時 2009 年 12 月 21 日 19:35:56)
http://sankei.jp.msn.com/world/korea/091220/kor0912201919001-n1.htm
普天間基地移設問題 韓国で懸念広がる 沖縄返還時の憂慮が現実に
2009.12.20 19:17
【ソウル=水沼啓子】米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題は、日米間の問題だけではなく、北東アジアの安全保障上の重要な懸案となっている。朝鮮半島有事の際は、沖縄駐留の米海兵隊が即応部隊として展開することから、韓国内では懸念が広がっている。沖縄返還の際、米軍基地に反対する党が政権をとることを憂慮していた韓国にとって、約40年後にその心配が現実となった形だ。
韓国にとって沖縄の米軍基地がいかに重要かは、韓国政府が1999年に公開した外交機密文書からも伺える。文書によると、69年の沖縄返還合意の際、朴正煕大統領(当時)は沖縄に核兵力を備えたまま米軍基地が残ることを望んでいたほどだった。
返還されれば沖縄が“核抜き、本土並み”状態になることを韓国政府は懸念し返還に反対していた。これを説得するため、金山政英駐韓日本大使(当時)が朴大統領と会見した際、有事の際は米軍が核兵器を持ち込めることに言及し、日米間の「核密約」をほのめかしている。
金山大使から説明を受けた朴大統領や丁一権首相(当時)は、米軍基地に反対している社会党(当時)が政権をとることに憂慮を示していた。40年前の指摘通り、社民党(旧社会党)と連立を組み、対等な日米関係を唱える鳩山政権の誕生で、韓国の安全保障への影響が現実的なものとなった。
韓国政府関係者は、普天間移設問題について「関心を持ってみている」とのみ話し、具体的な言及を避けた。柳明桓外交通商相も16日の記者会見で普天間移設問題については触れておらず、これまで韓国政府の公式見解は示されていない。
しかし、韓国のメディアや安保専門家は危機感を強めている。今月10日付の韓国紙、東亜日報は1ページを割いて、この問題を特集し「普天間の移設計画が支障をきたせば、米軍の再編作業もドミノ倒しのように影響を受ける」と、北東アジア安保への影響を懸念した。
韓国外交安保研究院の尹徳敏教授は、「沖縄基地問題に関しては韓国も当事者で対岸の火事ではない。朝鮮半島有事の際は、沖縄の海兵隊がまず最初に投入されることになっている。もし普天間の移設先がグアムになった場合、韓国の安保上深刻な影響が出る。日本の考えを問いただすべきだ」と指摘している。