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事業仕分けは形ばかりで実質予算削減は微々たる物、と言われる最大の要因は、莫大な防衛関連費に踏み込めなかった事だろう。しかしマスコミ上は関心も薄く解析もされていないが。
「見送りたいが政治に任せる」とされた「地上迎撃ミサイル」。報道では解りづらいが「形式見送り、実質増強」らしい。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(引用ここから)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20091218ddm005010073000c.html
「10年度防衛予算:編成方針決定 社民に配慮 PAC3追加、形式的先送り」
政府は17日の閣議で、10年度防衛予算の編成方針を決めた。現行の「防衛計画の大綱」(防衛大綱)に基づく整備を進めるとし、ミサイル防衛(MD)システムの地上配備型迎撃ミサイル(PAC3)の追加配備は先送りした。しかし、実質的には追加配備と同等の改修は進める玉虫色の決着となった。【仙石恭】
今回の編成方針は、防衛大綱改定と「中期防衛力整備計画」(中期防)策定が1年先送りされたことに伴う、1年限りのもの。方針ではPAC3追加配備について「現有機能の維持に必要な改修」とのみ記載している。しかし実際には、現行のPAC2をレーダーや射撃管制装置、無線中継装置など根幹の部分まで改修し、後は発射機さえ改修すればPAC3になる状態にする。防衛省幹部は「もう8割以上はPAC3」と指摘する。北沢俊美防衛相もこうしたことを念頭にPAC3について記者団に「少し微妙」と説明した。
背景には連立を組む社民党の福島瑞穂消費者・少子化担当相が「無駄を省く方向で検討してほしい」と注文をつけていることなどが影響している。そもそも防衛大綱の改定が先送りされたのも社民党に配慮し、政権の考え方をまとめられないためだ。PAC3のような重要な装備も、おのずと扱いがあいまいにならざるをえない。
防衛省は今年4月の北朝鮮の弾道ミサイル発射をうけ、防衛大綱では3個高射群としているPAC3を10年度予算で6個群まで拡大する要求をしていた。
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10年度防衛予算:PAC3追加配備、一部先送りの方針
毎日新聞 2009年12月18日 東京朝刊
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~(引用ここまで)
「PAC3のような重要な装備」と云いきるには、迎撃能力と必要数、それに掛かる莫大な予算など考察が必要なはずだが。
核兵器などは外交問題に拠る解決を考えれば、無駄に血税を使う迎撃兵器は削減可能ではないのか。
関連:
■外相、PAC3追加配備に難色 12月中旬に防衛力指針(東京新聞)
http://www.asyura2.com/09/senkyo75/msg/220.html
投稿者 クマのプーさん 日時 2009 年 11 月 24 日 19:49:42: twUjz/PjYItws
■[CML 001954] ミサイル防衛こそ「事業仕分け」の対象に!
http://www.asyura2.com/09/senkyo74/msg/609.html
投稿者 gataro 日時 2009 年 11 月 09 日 09:08:56: KbIx4LOvH6Ccw
■PAC3「ないよりマシ」程度…守備範囲1〜2キロ(夕刊フジ)
http://www.asyura2.com/09/wara8/msg/115.html
投稿者 めっちゃホリディ 日時 2009 年 4 月 02 日 17:41:23: ButNssLaEkEzg
■「北朝鮮ミサイル迎撃」のウラにある巨大ビジネス(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/09/wara8/msg/173.html
投稿者 尾張マン 日時 2009 年 4 月 06 日 10:18:27: YdVVrdzAJeHXM