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サンプラザ中野さんの開会宣言で、東京での会議ははじまり、また全国ツアーもはじまった。
12・5(土) 友達に誘われて、御茶ノ水で開催された「911真相国際会議」に行った。朝10時から夕方18時までという長時間の講演会やトークショーとはいえ、6000円(当日一般)という参加費は高すぎると思った。広く多くの人に参加してもらいたいのなら、3時間ぐらいで、2000円ぐらいでは。
(今回はたまたまゲージさんのDVD日本語字幕版β版が無料で配布されてラッキーだったけど)
こんな不景気なご時世、よっぽどのことがないかぎり普通の主婦がそこまでの参加費を払ってまで参加しようなんて思わない。仕事を辞めてから講演会やシンポジウムなど随分出かけたけれど、大体が500円ぐらい、せいぜい高くても1000円ぐらいだった。場所は、区や市の施設がほとんどだったけれども。誘った友達が「参加費は払うから」と言わなければ行かなかっただろう。
(一番新しい明治大学ビルの前)
お茶の水駅で降りてモーニングでもしようということになり、お店を探していると、大きなビルばかり建ち並びあまりのお茶の水の変わりようにびっくり。
(明大前にある杏雲堂病院前)
明治大学や医科歯科大学をはじめ、道沿いの古いビルが皆新しい近代的なビルに生まれ変わっている。
(山の上ホテルにはいる道路と明大のビル)
そびえたつビルをバックに記念撮影。
(ホテルと間違うばかりの明大のビル)
それにしてもお茶の水がこんなに変わるなんて
(主婦の友を出版していた会社が日大になっていた)
記念撮影している私は「おのぼりさん」に見えたかもしれない。
(友達が昔よく通っていた書泉グランデと三省堂のある交差点にて)
やっと「エクシオールカフェ」でモーニング。
私も仕事を辞めて最近までは、テレビや新聞に載るのは正しい情報で、それにも載らないネットなどに流れるような情報はいい加減なものと思っていた。ところがいつの頃からかそれが逆転するようになる。正しい情報かどうかは自分で確かめてみなければわからないと思うようになった。なぜならたとえ間違ったことでも権力者に都合の悪いことは、事実として流されないからということがわかったからだ。どうしても伝えたい真実は、ネットでしか取りあげられないということも。
だから、友達から「9.11」でツインタワーを始めとしいくつかのビルが倒壊したのは、飛行機がつっこんだことによるのではなく爆破によるものだと聞かされたとき、即座に否定した。「そんなことテレビでも新聞でも言ってないじゃない。」また、友達のたわごとが始まったと思ったものだ。
ところがネットで、ビルの「制御解体」の様子と9.11の飛行機がつっこんだときのビルの崩壊の様子が流されあれこれ調べるようになると、このビル崩壊は爆破によるものだと確信するようになった。
9.11の真実などのサイトも見てたので、私の中では、テロとビルの破壊は計画されたものだということが、この国際会議で話を聞くまでもなくはっきりしていた。
この真相究明会議は三回目で、すでに二回開催されているが、私はそれまでの一・二回は参加していない。この第三回真相究明国際会議は午前中はきくちゆみさんの日本における911真相究明活動報告、午後はリチャード・ゲイジ基調講演「真実への設計図」と対談ということだった。
アメリカの「911の真実を求める建築家とエンジニアたち」の代表リチャード・ゲイジ氏が初来日し東京・横浜・名古屋・京都・大阪・神戸・沖縄と全国講演ツアーが予定されている。専門の建築家の講演だから、技術的に科学・物理的にこのことが解明されていくのだろうという期待もあり参加した。
午前中は、これを国会で取りあげた民主党の藤田議員の挨拶があり、私たちの地元の活動として、地元の国会議員さんや地域の市民の人たちとこの事実をDVDなどをいっしょに見てもらいながら、話し合ってくださいと呼びかけていました。またそれに続き、きくちゆみさんの講演。ドキュメンタリー記録をアメリカの遺族、子供・アフガンの子供、アメリカ兵とその子供の姿を描きながら、平和な世界を誰もが望んでいるし、そのためにがんばっていきましょうという呼びかけはとてもよかったと思った。
またベンジャミンさんが途中で参加できて、「12月15日ごろ、キッシンジャーらイルミナティの考えていたOneWorldOrderはアメリカの銀行閉鎖により、失敗することになる。これはイギリスのMI−6からの最新情報です。」と言うのにはびっくりした。でも友達は「ガセネタかもしれないから、そのまま鵜呑みにしない方がいい」とも言ってましたが。
昼食はお茶の水の駅まで出る。外の空気がとてもおいしく、銀杏の紅葉がとてもきれい。
駅前のビルの地下にある「山葵(わさび)」へ
居酒屋がお昼にランチをしているお店のようで、お寿司などで済ませる。ドリンクバーもついているというけれど雨が降り始め寒くて、いくら無料のドリンクバーでもジュースやカルピス、ウーロン茶という冷たい飲み物を飲もうという気にはとてもなれない。
雨の中を戻る。お腹もいっぱいになり、眠気がおそってきたところで午後の講演。眠くなったら休憩時間に眠気ざましのコーヒーでも飲もうと思いながら基調講演へ。
午後のリチャード・ゲイジさんの基調講演は、3時間40分休みなしでとても疲れました。プログラムに「WTCを破壊した高性能爆破物」という論文が紹介されているのだから、できるだけポイントを絞って講演したほうがいいと思った。
ただ一方的に専門的な内容の講義で、しかも通訳を通しての講義だから聞いてる方もかなり疲れる。それが4時間近く休憩なしとなるとどんなよい講演でも集中して聞くことが難しくなる。それだけの参加費をとるのならばお金はかかるかもしれないが同時通訳という方法がいいと思った。
なお、ゲージさんの言った、爆破解体の技術的なことで、ひとつの推測として断った上で印象に残ったことが以下のことでした。
1 WTCの生き残りとして有名なロドリゲスさんの証言にもあったように
旅客機の衝突前に地下で爆発があり、水浸しになったが、
それにより消化用のスプリンクラーが作動しなくなった。
(あくまでも火事によるWTC崩壊を印象づけるため?)
2 爆破解体の爆弾を仕掛けるとしたら、エレベータのところがいい。
実際、9.11の9ヶ月前からWTCではエレベータ改良工事がされていて
ACEのエレベータ会社の現場の作業員85名も亡くなっている。
(現場の作業員も含み、人の命を何とも思わぬ計画立案者)
3 これら爆薬や資材を持ち込むには当然、ビルのセキュリティ会社も
関知していることだ。
(当時のセキュリティ会社はブッシュ大統領の弟の会社)
このことから、爆破解体の準備作業がどのように行われたかは、
私にも想像がつきはじめました。
内容
「科学者たちがWTCの塵芥中に未着火爆発物の残滓を発見し、これは米国政府系の研究所で開発された進化型テルミット剤と一致したという論文を発表したというものだった。」「ビル崩壊の開始から終了後にいたる一連の事実をすべて無理なく説明できる仮説は爆破解体のみであるという事実が、この論文によって決定的となった。」
「この論文が持つ意味は、今後の9.11事件の真相究明活動の進展と「対テロ戦争」の総括にとって、測り知れない大きさを持つものになるだろう。それが単にビル崩壊の理由だけではなく、そこにアメリカ軍とアメリカ政府が支える研究所が深く関わっていることもまた明白にされたからである。
それはアメリカという国家の世界戦略にまつわる巨大な利権と謀略の構造の一部を、鮮やかに浮かび上がらせる。現代史の深い闇は、今まではかすかにもれてくる資料や関係者の証言に頼るしか光を当てるすべはなかったのだが、ここに民間人の手にある直接の物的証拠が登場したのである。」
「そしていま、紛れも無い物的証拠を突きつけられて、この9・11という巨大な「虚構の塔」が崩壊を開始した。どれほどに主要メディアが必死になって無視に努めようが、一部の不誠実な者たちが嘘と詭弁を積み重ねて打ち消しを図ろうが、もはやこの崩壊を食い止める術はあるまい。
9.11事件の大嘘は世界中の人々の意識を覚醒させつつある。素朴であるがゆえにデマ宣伝の犠牲となってきた人々が、その嘘の巨大さを認めいかに世界が虚構に覆われているかを自覚するとき、この「虚構の塔」は崩壊し去る。
そしてこの9.11の大虐殺を実行した首謀者たちには、それが大成功であったと同時に致命的な大失敗であったと実感せざるを得ない日がくるだろう。この論文「9.11世界貿易センター惨劇の粉塵から発見された活性度の高いテルミット剤は、虚構の崩壊の開始宣言に他ならない。」
これはプログラムに書かれている文章を抜粋したものだが、私が調べている日航機事故同様、遺族やそれを支える人たちの粘りづよい原因を究明しようという思いが、しだいに漠然とした何かをつきつめていく。普通の市民が立ち上がっていくことが、権力の陰に眠る何かを追い詰めていく。
事実を伝えないマスコミ。メディアに携わる者が伝えようとしても制作段階で握りつぶすマスコミを牛耳る闇の権力。それにも負けず事実を伝えようとする市民がいる。知ったら疑問を持つ、疑問を持ったら真実を調べる、調べたら追究しようとする、だから知らせない。しかし、何の罪もなく殺されていった市民は死してなお死なず、生きている私達に追究の手を差し出しているとしか思えなかった。
最後の成澤宗男氏との対談は、リチャードさんへの質問などを交えながら進行したので時間を忘れて参加することができ、このような対談にもうすこし時間をとってもらいたいと思った。
ただ、その対談の中で、「平和のためなら死んでもいい」とか「平和運動者は死を超越している」発言があり、このような言葉は慎むべきだと思った。それって戦争賛美者と同じようにもとれる。「〜のために死ぬのがよい」というような言葉は安易に言ってはならないと思った。たとえそれが平和のためであっても。人の命をかけなければならぬような平和活動の方向は間違っているし、何ら進歩もない。人の命を尊び大事にすることから平和への歩みは始まるのだから。何か活動そのものに陶酔しているのではないかとも思えた。
ただ、事実を追究する姿勢とアメリカの遺族や建築家が立ち上がってこのような講演をすることには意味があるし応援もしたい。この講演、50万の赤字になると言い、カンパを募っていた。気持ちばかり私も入れた。
このあと懇親会も5000円の会費で参加できるということだったが、久しぶりの一日がかりの講義に疲れてそれには参加せずに外へ出ると、もう暗くなっていた。雨の中、夕飯のとれるお店を探し、「デリフランセ」へ。
パン食べ放題のディナーセットをとり、雨に濡れた体もだいぶあたたまり、外へ出ると雨もやんでいた。家に帰り着いたのは9時を過ぎていた。
帰ってプログラムを読むと、「なぜいまこれを日本で取り上げるのか」という質問にはこのように書かれていた。
「24名の日本人の犠牲だけではない。ほとんどの日本人が9.11事件の現場で起こった事実を知らされず、虚構を真実であると信じ込まされ、詐欺に気づかないまま資産を奪われつづけている。その結果、大多数の日本人の生活は苦しくなり、最低の社会保障さえ崩れ、貧困、ホームレス、自殺などを生んでいる。これは他人事でも昔の出来事でもない。我々の世界はいま、嘘とカネと暴力によって支配されている。9.11事件は、そのような21世紀の開始を告げた事件なのだ。」と。
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