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ミリタリー系
空から兵士が体当たりで落ちてくる!次世代パラシュート「Gryphon」【GIZMODO JAPAN】
http://www.gizmodo.jp/2009/12/gryphon.html
掲載日時:2009.12.10 11:00
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このバイオニクルが丸まったような人たちは、レーダーの網の目をかわし、48km以上彼方から時速96.5kmの超スピードで滑空してくる特殊部隊兵士のイメージ図です。
おもちゃ?
いえいえ、現実に動いているプロジェクトですよ。ドイツのパラシュート専門企業各社が力を結集して作った次世代パラシュートシステム、名づけて「Gryphon」です。さすがドイツ。
もう少しリアルな写真もございます。
い、いやぁ...。
Gryphonは高高度ジャンプ用にデザインしました。翼幅6フィート(1.8m)、滑空比5:1。つまり兵士はこんな状態で宙に浮いたまま最高30マイル(48km)まで滑空できるのです。その心に去来するものは何なんでしょう...。
空飛ぶジェットマンと言えば、世界の空に君臨する第一人者はスイスのイブ・ロッシー(Yves Rossy)さんですよね。元軍人さんですが、軍にその技術ちょうだいって言われて「愛好家のために作ったんだ」と断ったとかいう噂ですけどね。
アルプスやイギリス海峡横断を果たし、11月下旬にはアフリカ-欧州横断に挑戦したんですが、強風に煽られてスペインの手前3マイルで惜しくも沈! 今度はグランドキャニオン横断に闘志を燃やしてますよね。
あのイブさんが使ってるみたいな小型エンジンを取り付けるプランBもあって、それだと飛距離は倍の60マイル(97km)に伸びるそうですよ。
「機材はすべて揚力体の中に隠してステルス用に最適化している。レーダー信号は極めて低い」、「航空機搭載レーダーでも地上のレーダーでもGryphon兵士たちの接近を探知するのは極めて難しいものと思われる」―Gryphonデータシート(PDF)より
Gryphonには誘導装置とナビ用ヘッドアップ表示装置も搭載するので、空で迷子になる心配はなさそうですけど、未解決の問題は着陸。スカイダイバーも他の技術で飛んでる命知らずの冒険家も地上に帰還するためには昔ながらのパラシュートを1個空にもってかないといけないんですね。ステルス性を最大限確保するには、翼だけで安全に着地できる方法も開発しなきゃならないかと。
まだプロジェクト出資者のアテはないようですけど、無視するにはもったいないアイディア。
[ Danger Room via The Raw Feed]
Sean Fallon(原文/satomi)