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アフガン増派、NATOに協力求める 米国務長官が説明へ【産経】
http://sankei.jp.msn.com/world/america/091202/amr0912021137010-n2.htm
2009.12.2 11:36
【ワシントン=山本秀也】
オバマ米大統領は1日、アフガニスタンへの米軍3万人の増派を発表した中で、「これは国際的な取り組みだ」と述べ、国際治安支援部隊(ISAF)を構成する北大西洋条約機構(NATO)などに対しても、協調的な増派を求めたことを明らかにした。
米政府は、4日にブリュッセルで開かれるNATO外相会議にクリントン国務長官を派遣し、アフガンへの更なる貢献を求める構えだ。
陸軍士官学校での演説でオバマ大統領は、向こう数日中に一層の貢献が関係国から期待できると発言。
「この戦いを勝利のうちに終結させるため、いまこそ団結すべきだ」と訴えた。
米メディアによると、米政府はNATO加盟国に対して、合計1万人程度の部隊増派を要請している。
これに対する欧州諸国の増派計画は、NATO外相会議で示される見通しだ。
国務省のケリー報道官は、クリントン長官が3日、外相会議が開かれるブリュッセル入りするとしている。
NATO加盟国に対してオバマ大統領が示したアフガン新戦略について詳しく説明し、部隊増派への理解を求める構えだ。
これまでの米側の要請を受けて、ブラウン英首相は、アフガン南部に英軍500人を増派し、アフガン全体の派遣規模を9500人とする方針を表明した。
しかし、ドイツのメルケル首相は、増派に慎重な姿勢を示すなど、欧州諸国の足並みはそろっていない。
オバマ大統領は、3万人の米軍増派を来年夏までに終え、2011年7月には治安権限をアフガン政府に委譲して撤退を開始したいとしているが、増派の規模や時期でNATOの協調が乱れれば、新戦略の遂行に重大な影響を与える可能性もある。