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(回答先: 米基地銃乱射:PTSDなどの精神医療、軍内部に偏見【毎日JP】 投稿者 ワヤクチャ 日時 2009 年 11 月 06 日 23:42:52)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2009110702000076.html
2009年11月7日 朝刊
【キリーン(米南部テキサス州)=加藤美喜】米テキサス州のフォートフッド陸軍基地で五日、重体だった一人が死亡し犠牲者が計十三人となった銃乱射事件で、複数の米メディアは、実行犯の軍医で陸軍少佐ニダル・マリク・ハサン容疑者(39)が、アフガニスタンやイラクからの帰還兵から診療を通じ話を聞く立場だったと報じた。自らも派兵対象になっており、動機解明にどうつながるか注目される。
AP通信によると、同基地の司令官は六日、ハサン容疑者が発砲前「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫んだと語った。捜査当局はこの情報をまだ確認中だという。
ハサン容疑者は陸軍入隊後、精神医療畑を歩み、ワシントンの陸軍医療機関で研修を積んだ後、今年七月に基地に配転された。
基地は、海外派兵の最終訓練を行うとともに、帰還兵が精神診療などのため最初に戻る場所。
ハサン容疑者のいとこはニューヨーク・タイムズ紙などの取材に「(精神科医の容疑者は)帰還兵から恐ろしい戦場の実態を連日、聞く立場だった」と証言。容疑者は近くアフガニスタンかイラクへの配置が決まっていたとされ「自分の派兵に幻滅していた」とも語った。
いとこによると、容疑者自身は米国生まれだが、両親はエルサレム近郊の出身。親の反対を押し切って入隊したが、米中枢同時テロの後、イスラム教徒として嫌がらせを受けたという。除隊も考えたが、軍の奨学金返済義務があり断念。ただ結婚紹介の申し込みでは国籍を「パレスチナ」と記入するこだわりをみせていた。
ハサン容疑者は警官との銃撃戦で負傷して病院に運ばれており、捜査当局は同容疑者の体調が回復次第、事情聴取を始める方針だ。