>同盟 >個人・団体または国家などが、互いに共通の目的を達成するために同一の行動を>とることを約束すること。また、それによって成立した関係。(大辞泉) まぁ、屁理屈かもしれないが、片務条約である限り、同盟とは言えないだろうし、片務条約になった背景はご存じの日本国憲法(GHQが作成した)にあるんだよ(もっとも最近日米とも片務条約の解消?に動いていたがね)。 >今度は西側とイスラム圏・イスラム原理主義・テロリズムとの対決という構図 これは一方的な見方だろう。 テロとは一体何なんだ?ねつ造された証拠を基にイラクに侵攻した米国の行為はなぜテロではなく、イスラムだけがテロになるんだね。 数千人の犠牲者を出した911を理由に、数十万人の市民を殺し、数百万人の難民を生み出している行為はどのように正当化できるのかね? 原理主義はキリスト教社会にもある。自由社会とは言え、法・マナー・エチケット様々な制約があるのは当たり前、その程度はそれぞれの伝統や文化によっても異なるし、民主主義の成熟度合いによっても異なるだろう。EUではホロコーストを否定しただけで刑務所送りになり、米国では海外刑務所で人権を無視し、国内法を無視した虐待が日常的に行われている事実(国家による)をご存じないらしい。 文明の対立を煽るような意見はおいらの一番嫌いな意見だね。 厭味を言わしてもらえば、イスラエルとパレスチナの関係もイスラエルが正義なんだろう。 欧米は、これまで、世界中で民族対立や左右対立を扇動し、紛争を起こしては商売をし、傀儡政権を樹立しては利益の独占を謀って来た。それが中南米の反米国家の誕生を促し、イスラム圏を嫌米へと押しやってしまったのではないのかね。 >私は一つの逆説だけを書いておこう。 誰が軍備を放棄しろと言ったのかね、誰が戦争が無くなるといったのかね。不測の事態に備えるなと誰が言ったのかね。逆説にも何にもなりゃしない。 戦争をすることと、戦争に備えることは別物だ。米国のように、己の軍事力を背景に貧しい若者や移民を永住権や大学教育を餌に戦場に赴かせ、利益を貪るような国家は願い下げだね。 2009/11/11 09:37 |