「なにやら辿る同じ道」。 ネオコンーブッシュ−チェイニー−ライスがおっぱじめた「対テロ戦争」。オバマに責任があるわけではないが、その処理に悩むオバマは「そんな星の下に生まれた人間」か。 アメリカはアイゼンハワー政権下に打ち立てた「ニュールック戦略」を世界情勢と自らのフトコロ情勢にあわせて「変態」させてきた。そして、将来の緊急事態に対応するという、アメリカの世界支配の「千年王国論」にもとずいた「長丁場の」の戦略だ。その背景は第二次大戦の巨大な軍事需要に潤って膨張したテキサス石油資本と西海岸の軍事産業だ。 また、その連中の「腹の減らし方」と「企み」と「偏狭なイデオロギー」に戦争動向が左右されるのだ。ブッシュの戦争の内実が明らかになるにつれそのことの証明はなされているのだ。 「対テロ戦争」の虚構、自らのCIAが作り出した「アルカイダ」。「テロ戦士」が一人歩きしているのか、そうでないのか判然としない戦争の内実。 しかし、アフガニスタン−パキスタンのヒンヅークシの山中で展開されている戦争は紛れもなくパシュトーンの民族解放戦争の様相を帯び、米-NATO軍がソ連軍のように敗北−撤退となるのは必定であり、その次は「ベルリン壁」が一番よく知っている。 2009/10/26 14:37 |
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