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(回答先: 福島氏、外相に再考促す 普天間基地の県外移転断念で【産経】 投稿者 ワヤクチャ 日時 2009 年 10 月 24 日 13:08:18)
米、日韓で違い浮き彫り=普天間移設が影−国防長官歴訪【時事ドットコム】
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009102300604
【ブラチスラバ時事】
ゲーツ米国防長官は日韓歴訪を終え、23日にスロバキアの首都ブラチスラバで開かれる北大西洋条約機構(NATO)の国防相会議に出席後、帰国の途に就く。
今回の日韓訪問は同盟の基盤を支える安全保障政策で、オバマ政権とのきずなを深める狙いがあったが、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題に揺れる日本に対しては、ゲーツ長官の厳しい態度だけが目立った。
「拡大抑止」強化の共同声明を出し、具体的な同盟強化を打ち出した米韓関係との違いが浮き彫りとなった。
「米国は核の傘を含む抑止力を供与し続ける」−。
ゲーツ長官は22日の米韓安全保障協議で、韓国の金泰栄国防相とがっちりと握手を交わした。
日米防衛首脳会談で入室するなり席に向かい、カメラマンから注文を付けられて、慌てて北沢俊美防衛相と握手した光景とは対照的だった。
米韓共同声明には拡大抑止の手段として、核の傘、通常戦力、ミサイル防衛が明記され、ゲーツ長官は「米韓は緊密に連携し、21世紀の安全保障の課題に立ち向かう」と高らかに宣言した。
一方、日本でのゲーツ長官の態度は、普天間飛行場移設問題で不信感が渦巻く国防総省を象徴したものだった。
日本に向かう機上、時事通信社などに移設問題について「再交渉する選択肢はない」と言い切ったゲーツ長官は、日米防衛首脳会談後の記者会見でも「クリントン国務長官は在沖縄海兵隊のグアム移転協定に署名した。
われわれの意見ははっきりしている」と、対応が定まらない日本政府に苦言を呈した。
米軍キャンプ・シュワブ沿岸部(沖縄県名護市)に建設予定の代替施設に不満がある米議会は、移設とパッケージになっている海兵隊のグアム移転にもろ手を挙げて賛成していない。
ホワイトハウスは「予算を計上しなければ、日米合意に支障が生じる」と議会を説き伏せた経緯もあり、オバマ大統領のメンツをつぶしかねない日本政府の対応に危機感を強めている。
来年、日米安保条約改定50年を迎えるが「50年に向けた具体的な取り組みを日米で話し合える雰囲気ではない」(米政府筋)のが現実だ。
(2009/10/23-16:16)