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イランで自爆テロ、革命防衛隊幹部ら30人以上死亡【読売】
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20091018-OYT1T00703.htm
【カイロ=長谷川由紀】
イラン国営通信などによると、同国南東部シスタン・バルチスタン州ピシン周辺で18日午前8時(日本時間午後1時半)ごろ、同国革命防衛隊員を乗せた車両が自爆攻撃を受け、同隊幹部7人を含む30人以上が死亡、さらに28人が負傷した。
同州を拠点とするイスラム教スンニ派反政府武装組織「神の戦士」が同日、犯行を認めたという。
事件では、男1人が体に巻き付けた爆弾をさく裂させた。
ピシンの2か所で攻撃があったとの情報もある。
革命防衛隊は、最高指導者ハメネイ師の指揮下にある革命体制の親衛隊で、シーア派の政教一致国家イランの中枢を標的としたテロとみられる。
1979年のイラン革命後、同隊幹部多数が殺害されたテロは、ほとんど前例がない。
死亡者には、同隊幹部で陸上部隊副司令官のヌールアリ・シシュタリ将軍も含まれる。
隊員らはシーア、スンニ両派の融和を図る会合に向かう途中だったという。
同州では人口の大半が、パキスタンやアフガニスタンにまたがるスンニ派主体の少数派バルチ人。
「神の戦士」は近年、テロ活動を強めており、今年5月にも同州のシーア派モスク(礼拝所)を爆破、少なくとも19人を殺害している。
(2009年10月18日21時42分 読売新聞)