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普天間移設問題 日本政府内に強まる「焦燥感」 20日にゲーツ米国防長官が来日【産経】
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091018/plc0910182047010-n2.htm
2009.10.18 20:46
沖縄県宜野湾(ぎのわん)市の米海兵隊普天間飛行場の移設問題をめぐり、政府内で焦燥感が強まってきた。
鳩山政権がキャンプ・シュワブ(沖縄県名護市)沿岸部に代替施設を設置するとした日米両政府合意の見直しに固執した場合、米国側がアジアにおける新たな米軍の再編を模索し始めるとの観測が出始めたためだ。
在日米軍の主要戦力が日本から移動・撤収するようなことになれば、日本の安全保障政策は根底から見直しを迫られるだけに日米両政府の協議は一層厳しさを増しそうだ。
20日から21日まで日本を訪問するゲーツ米国防長官は鳩山由紀夫首相、岡田克也外相、北沢俊美防衛相と会談する予定で、普天間問題は主要議題となる。
現在、キャンプ・シュワブへの移設に伴う環境影響評価が行われており、沖縄県の条例では、代替施設を約50メートル沖合に移動することは可能だ。
米政府当局者が滑走路の沖合移動を容認する姿勢を示したのは、県の条例で認められている範囲内で沖合に移動させることを指したものとみられる。
これならば、代替施設の建設は平成26年までに完了するとした日米両政府の合意に支障は生じない。
ただ地元・沖縄は、安全確保や騒音軽減などを理由に、現行の計画を100〜200メートル沖合に移動させることを求めており、米側が50メートル程度滑走路の沖合移動を容認しても、スンナリとまとまる保証はない。
加えて、日本側が日米合意の見直しにこだわり続けた場合、米側が在日米軍をはじめとしたアジア太平洋地域の米軍の規模や配置そのものの見直しに乗り出すとの見方が出ており、外務省内では「日本が米軍駐留を望まないなら、『アジアの別の地域に米軍を展開すればいい』として、日本が突き放される可能性もある」(幹部)という懸念も生じている。
すでに米側は今年に入ってから、青森県三沢市の三沢基地に配備しているF16を早ければ年内から撤収し、沖縄県の米空軍嘉手納(かでな)基地に配備しているF15の一部も削減する構想を日本側に打診しており、新たな米軍再編に向けた取り組みとみられる動きもある。
鳩山首相は16日、移設問題の結論を出す時期を来年半ばに先送りする意向を示したが、名護市長選と沖縄県知事選を来年に控え、移設問題が選挙戦の焦点に浮上する公算が大きい。
沖縄県内で「県外・国外移設」を求める世論が大勢を占めれば、日米両政府合意の大幅な見直しにつながりかねない恐れもあり、「鳩山政権は移設問題をコントロールできなくなる」(日米関係筋)という事態にも陥りかねない。(尾崎良樹)
【ワヤクチャ】米軍撤退結構。米軍が撤退したらどこが攻めてくると言うのか?東アジア共同体を作ると言っている時にワザワザ日本を侵略して国際非難を浴びるような国がどこにいる?軍事的世界観からそろそろ脱却してはどうか?