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イスラエルとアメリカ:反撃のシミュレーション実施
イスラエル軍の演習
◆10月11日
イスラエルのイラン攻撃のベクトルとアメリカのそれが徐々に強くなりだしているようだ。戦争の準備が進められていることで、イランも神経を尖らせてきている。
昨日はオバマ大統領のノーベル平和賞受賞の件で、オバマ大統領に対する期待というものが、このノーベル賞受賞という事態に表現されていることを指摘したが、そのような世界の期待とは裏腹に中東では戦争への足音が強まっている現状に注意しなければならないようだ。
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●イスラエルとアメリカ:反撃のシミュレーション実施
http://www.jpost.com/servlet/Satellite?cid=1255204765487&pagename=JPos
【10月11日 エルサレム紙】
イスラエルとアメリカはイランとの緊張が高まる中、ミサイル防衛システムの相互運用性のシミュレーションを今週、2年毎のジュニパー・コブラ・ミサイル防衛演習の間に行う予定だ。
この演習は、イスラエルとイラン、シリア、ヒズボラ間での戦争の反応をシミュレートするようにセットされており12日から16日までの期間行われる。
ドイツのシュツッツガルト・ヨーロッパコマンドから1000名以上のアメリカ軍がイスラエルの、大部分はネゲブに展開し、演習に参加する。これにはアエギス弾道ミサイル防衛システムを搭載している15隻のミサイル艦も参加する。
アメリカ第6艦隊の司令官、マーク・フィッツジェラルド大将はこの演習をヨーロッパコマンドとアメリカミサイル防衛庁からの高官らと共に監督する。
イスラエル側では、イスラエル空軍のドロン・ガビッシュ准将が司令官として指揮を執る。
16日、ハメネイ師のイランの革命防衛隊内の代表者のモジタダ・ゾルノール師は、もしアメリカないしはイスラエルがイランにミサイルを撃ち込めば、イランのミサイルがイスラエルに対し報復をする、と述べている。
「アメリカのあるいはシオニストのミサイルが我々の国に到達すれば、埃が消える前にイランのミサイルがイスラエルの心臓部を吹き飛ばすだろう」と語ったとIRNA通信が伝えた。・・・以下略
●イラン:イスラエルの脅威に対し国連に抗議
http://www.ynetnews.com/articles/0,7340,L-3787724,00.html
【10月9日 ynetnews.com】
イランの国連大使は、クリスマスまでにイランに対する制裁が実施されねば、イスラエルはイランを攻撃するかもしれない、と前イスラエル国防次官のエフライム・スニー氏が述べたことで、安全保障理事会に何らかの措置をとることを要請した。
イランのモハマド・カザエ国連大使は潘基文国連事務総長宛てに「イスラエルのイランに対する継続する脅威に対しなんらの説明もされていない」と書いた抗議文を送った。
イスラエルのエフライム・スニー前国防次官がサンデータイムズ紙でのインタビューで、イランがクリスマスまでに更なる制裁が加えられねばイスラエルはイランを攻撃するかもしれない、と言ったという話を語った。
スニー氏は新聞紙のインタビューで、もし自分たちでイランを攻撃せざるを得ないことになれば、イスラエルはそうするだろうとインタビューで言ったことを、「無責任である」と語った。
スニー氏は、国連がそのような発言に対し何らかの措置をとることを希望するとし、「このような発言は、イスラエル指導者らによって時々なされるが、、イスラエルの核兵器やこの地域で犯してきた犯罪やテロから世界の注目をそらそうとするくだらない言い訳以上のものではない」と語った。
カゼエ氏は更に、「イランの核計画は平和目的のものであり、この地域の唯一の脅威はイスラエルの核兵器であるが、なんらの監視もされていない」と強調した。
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2009/10/11 (Sun) 国際政治
[新世紀人コメント]
核兵器の危険性についてはイランよりもパキスタンである筈だ。
パキスタンは核兵器を既に持っていてインドに向けて核ミサイルを配備しているからだ。
ところがこのミサイルの航続距離が問題である筈だ。
もしもイスラエルまで飛ぶ能力を有していたならば、パキスタンがイスラム過激派の支配下に置かれたならば、イスラエルは座視しないであろう。
いや、イスラエルまで飛ぶミサイルでなくてもイスラエルはこの核ミサイル基地を叩きにかかる可能性は大きい。
この意味で、イスラエルの暴発を誘導する政情不安がパキスタンで展開されつつあると看做す事が出来るし、また、さらにこの事態は背景として書かれたシナリオが存在している可能性を疑うべきだろう。
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